2013年11月19日

11月。

このブログは一ヶ月に一度の更新なのか。

前回の更新から今日までのあいだに起きたこと。
一番大きな出来事はMacのHDの故障。


b-825.jpg

去年の今ごろ、Appleから「故障するハードドライブを搭載してるから
無料交換します」ってお知らせが来てた。



現在、ほとんどPCで仕事をしていないので、
以前のように、心臓が縮まるような恐怖感は無かった。
タイムマシン機能でバックアップをとってあるという安心感もあった。
Macは主にメールとTwitterで使ってる程度。
にも関わらず、Macが使え無いことがこんなに心細いとは!!
「スマホ中毒」は他人事のように思っていたけど、
わたしも同じようなものだったのだ。
自分のPC依存度が高いことにちょっと驚いた。


b-826.jpg

一日中動画見てる時あるでしょ


昔、「アドレス帳」というものがあった。
メール機能のソレじゃなくて、紙モノのアレだ。
どこの家でも電話機の隣に置いてあったし、
手帳とは別にアドレス帳を持ち歩いてもいた。
若い人はあまりご存じないと思うが。
今はそれがない。
メールアドレスを紙に控えて持っていたりはしない。

PCと携帯を連動させていないので(携帯電話は持ってるけど使ってない)
携帯にメールアドレスが入っていない。
仕事関係の人には、名刺をみながら携帯からメールを打って
「現在PCが無いのでメールが見れない」という連絡をした。


b-827.jpg

まさかの携帯電話大活躍!


困ったのは、仕事絡みではない人。
「近々会いましょう」とメールで連絡を取り合ってる最中の人がひとりいたのだ。

HDの取り替えは、その場で出来ると思っていた。
PC無しの空白期間を想定していなかった。
なので、修理に出す前にメルアドをメモすることをしなかった。

b-828.jpg

失態。


どうしたか?

その人、つまりSさんがわたしの個展に来てくれた時に書いた記帳紙がある。
住所ならわかる。

ということで、ハガキを出した。
「PCのメールが見られません。携帯のメールアドレスはコチラです」と書いて。


b-829.jpg

アナログが一番確実


次の日、無事にSさんからのメールが携帯のほうに届いた。

そんなこんなで
Macも復調したし(タイムマシン機能、最高!)
Sさんとの再会も果たせた。(郵便、最高!)


b-830.jpg

終わり良ければすべて良し?



Sさんは予備校時代の知り合い。

9月にMAYAで個展をした時、
たまたまギャラリーの前を通りかかったSさんが
看板の名前を見て気づいてくれた。
その時わたしはギャラリーに居なかったので会えなかったのだけど、
後から、ウェブサイトを探してメールをくれたのだ。


b-831.jpg

平凡な名前なのによく覚えていてくだすった


わたしがムサ美の短大1年だった頃、
体育館の前の階段に座ってるSさんと偶然に会ったのが最後だったと思う。
ちなみにSさんは多摩美生。
もう25年ぐらい前のことだ。


b-833.jpg

四半世紀


25年ぶりの人と会うのって、ちょっと恐ろしい……と思ったけれど、
逆に25年もたってたらまぁいいか〜、なんて気もした。


b-834.jpg

いよいよ再会


神楽坂の焼き鳥屋さんで
Sさんと、SさんのパートナーのIさんと乾杯〜!
お互いの記憶をたぐりよせ、擦り合せあ。

最後にSさんと会った時のわたしの記憶は、
「ムサ美は平地でいいよね〜」(多摩美は山の中にあったので構内に坂が多い)
とSさんがつぶやいたこと。
天気が良くて、木漏れ日がキラキラして……という
とても爽やかでのどかな記憶だった。


b-835.jpg

と こ ろ が


でもSさんは、
「あの時、マチダに失礼なことを言われたんだよね〜」と言うではないか。
「Sさんってさぁ、M崎勤(埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人)タイプだよね〜」
といきなり言ったんだそうだ。
わたしが。
Sさんに。


b-836.jpg

口は災いの元


「人間をタイプ別に分ける」という心理学の講義を受け、
「◯◯型の典型はM崎勤、◯◯型は××」みたいに習った直後に
Sさんと遭遇したんだろう、きっと。

「久しぶりに会っていきなりそんなこと言うからさ〜」とSさん。
そんなこと言った覚えはまったく無いのだけど、
言わなかったとも言えないので・・・・謝ります。


b-837.jpg

誠心誠意あやまりなさい


同じ時の記憶なのに、
覚えてることがここまで違うのか!


b-838.jpg

記憶って怖い


約25年の間、
少なくともわたしには語るような出来事がなにもなく、
SさんもIさんも穏やかな人なので、
「えぇ〜!まじぃ〜!すげぇ〜!」みたいな会話はなかった。

それよりも、Sさんの変わらなさに心が和んだ。
もちろん、お互い年をとってるわけだから、
皮膚や髪やなど目に見える部分は相当変わってるわけなんだけど、
瞳が変わってなかったのだ。


b-840.jpg

瞳、だいじ。


Twitterでも書いたけれど、
『美女と野獣』のラストシーンで、
野獣が王子の姿に戻った時、
主人公ベルは、「あなた誰?」という顔をして王子を見る。
でも、じっと王子の瞳をのぞきこんで、
目の前にいるこの見知らぬ王子はあの野獣だ、と確信するのだ。

瞳をとりまくまわりのモノは経年劣化していくけれど
瞳はそう簡単には変わらない。
逆に言えば、瞳が変わってしまうほど
人間性が大きく変わってしまった人とは再会したくはない。

Sさんの瞳の変わらなさに安心した。
わたしの瞳はどうだったか・・・恐ろしくて確かめたくないけれど。


b-839.jpg

聞かないでおこう。


posted by inukaki at 16:22| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする