2012年05月29日

『鳥のうた、魚のうた』

『鳥のうた、魚のうた』をチェックする白木。

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カバーをはずすと、モノクロームの世界。
銀色の紙に印刷されてあるのだ。
かっこいい!
見返しの朱色も効いている。

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ブックデザインは坂川事務所の坂川栄治さんと朱音さん。

基本的には、表題作の『鳥のうた、魚のうた』のイメージで描いたけれど、
他の短編のイメージもちょこちょこと入り込んでいる。

幻想的なんだけどリアル。
きもちわるいんだけどきもちいい。
うつくしいんだけど不気味。
音とか色とか感触とか匂いとか
そういったものをリアルに感じることができる珠玉の短編集。
だから絵もスルスルと描けたんだと思う。

posted by inukaki at 20:00| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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