2014年04月25日

4月23日飯舘村、桜満開。その2

午後の一番は
噛む犬タロウと猫たくさんのとこ。
「猫たくさん」と言うけれど
前回はあまり姿を見られなかった。
でも今回は人懐っこいコが何匹が登場。
わ〜!かわいい〜!!
なんて言って写真を撮りまくってたせいで
タロウの写真を一枚もとってなかった・・・すまぬ。
でもさ、ひとりでご飯あげられたし、
タロウとは少し通じ合えた気がする。
・・・いや、気のせいか、気のせいね。
実際噛まれたヒトもいるのだから、
安易にタロウのテリトリーに入ることはしないけど、
それほど攻撃性のあるコだとは思えないんだよな〜。
む〜。気になるなぁ、タロウ。

で、猫いっぱいのネコ達。

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イカ耳でご飯モグモグのポンちゃん

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あれ?今日はイカ耳デーなの?

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お留守番スイッチ押し放題の茶トラ。

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目の下にダニが……

前回も今回もダニ付きのコが何匹もいた。
次回からフロントラインを持って行ったほうがいいなぁ。

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給水中の三毛にゃん

ここに給水機があることをみんな知っていて
お水を補給したら
次々に飲みに来ていた。
えらいなー。
他にも人懐っこくない組のコがワラワラいたけど、
写真撮れなかった。



15軒目と16軒目の親子猫の家は
どちらも姿無し。
そろそろ暑くなってきたし
腐らないうちに食べてねー。
ついこの前までは「凍らないうちに食べてねー」だったのに。
人が居ない場所では
ご飯をあげるというたったそれだけのことでも
問題がいっぱいなんだ。



17軒目に
秋田犬とビーグルのいるお家へ。
こちらは挨拶とおやつだけの訪問。

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虎毛の秋田犬。悶絶かわいい〜!

実は前々回、このコを見つけてはいたのだ。
かわいい、撫でたい、と思ったけれど、
無闇にどの家へも行っていいわけではないので、
遠くから指をくわえて眺めるだけだった。
はぁ〜、うれしぃな〜。

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はぁ〜、かわいい〜(シツコイ)

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ビーグルさんも個性的なかわいいコだった



18軒目はゴンのいた納屋。
猫の姿は無く、置き餌のみ。
ゴンはシェルターへ言ったと聞いてるんだけど、
元気にしてるかなぁ。



19軒目はクラクションを鳴らすと猫が集合する家。
楽しみにしてんだけど、
集合してくれなかっただよ・・・。
サビちゃんが一匹だけ、
家の影から様子をうかがっておりました。

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ココにいます



20軒目は蔵らのいた丘。
蔵らは保護されてIzumiさんの家に居るけれど、
もう一匹、蔵らと親子のように暮らしていた
三毛ちゃんがいるはずなのだ。
先々週、銀銀号のみなさんが
餌置き場の小屋の修繕してくれたから
烏被害は逃れてる様子。
でもイノシシとかキツネとかタヌキとか
たくさんの野生動物が来る場所。
三毛ちゃん、ひとりでがんばってるのかな。
それともどこかへ移動してるかな。



21軒目からは初めて行く地区。
この家でいいのかな〜、
猫、いないね〜、
なんて言ってたら、
どこからか「にゃぁ〜」の声。
そしてワラワラと猫達が。

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顔を見れたのは5匹ぐらいだったかな。



22軒目は親子犬のところ。

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白いお母さん
噛むという情報があったので
スキンシップは無しでご飯だけ。

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ビビリノ黒い息子。一軒家にお住まい!



23軒目は猫の姿無しで
ドライだけを玄関前へ置いて。
全部の給餌が終わって、
このお家の前を通ったら、
キジトラのコがドライを食べてた。
姿が見られてよかった。



24軒目は倒壊した蔵のある家。
立派なフード小屋が作られていた。
ここも最初は、「猫、いないねー」と言ってたけれど、
どこからか「にゃー」の声。
いました、いました。
下膨れのかわゆいコが。

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すばらしい下膨れ!

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下膨れにズームイン!

写真は撮れなかったけれど
三毛と黒も見た。

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このコは離れたところでずっと鳴いてた

先にご飯を食べてる茶トラとかが怖いのかなー。
ご飯小屋へ入らずに
でもご飯は食べたいそぶりだった。
ご飯、いっぱい置いてあるから
後で食べるんだよ。



25軒目は親子猫のお家。

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こちらがお母さんかな?

最初の一匹が
2皿両方のご飯に口をつけて
お腹いっぱいになってから退散。
そのあと、もう一匹が現れて、
残りのご飯を食べて去っていった。

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恐がりだったので遠くから

立派なドライフード置き場もあったので、
そちらでも食べておくれよ。


以上で本日の訪問は終わり〜。


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今回は除染作業をしてる地域もまわった。
つみあげられた黒いビニール袋。
除染って意味があるのかな…と思ってしまった。
A地区を除染して、
B地区を除染して、
C地区を除染してるあいだに、
またA地区の数値が元に戻ってる、
ということはないのだろうか?
農家を営んでるお家も多いであろうことの地域で、
除染後、農業を続けられるのだろうか?
家に戻れたとしても、
仕事がなかったらどうしたらいいんだろう?
住める数値に戻したんだから
その後引っ越すのは貴方の勝手です、
って言われるんだろうか?

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そのとき、犬たちネコたちはどうなるんだろうか?

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ここに来たあとは
たくさんの「?」が心をうめる。
悲しい夢を見て、泣いて目が覚める日が続く。
でも犬猫達は夢じゃなくてリアルに
その「?」だらけの世界に行きているんだ。


今回も銀次親分の仁義箱より
犬猫フードを購入させていただきました。
ありがとうございました。


そして、現在、ギャラリーエフ浅草で

上村雄高写真展『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』

開催されています。
上村さんのコメントはコチラに。

タイトルは『Call My Name』。
「わたしの名前を呼んで」。

チビ!
まめ!
チーズ!
しろ!
むぎ!
はな!

「たくさんの犬猫たち」じゃなくて、
そのコの名前を呼んでみる。

ナナ!
タロウ!
いちご!
ゴン太!
クー!
ピーちゃん!

この写真展を一度見にいらした人が、
もう一度見にこようと思う時、
その時はきっと
「飯舘村のたくさんの気の毒な犬猫達の写真展へ行かねば」
ではなくて、
「飯舘村のあのコにもう一度会いに行こう」
と思うのではないでしょうか。
最初に持っていった猫缶と、
「あのコ」の顔を思い浮かべながら買った猫缶は
少し違うんじゃないでしょうか。

Call My Name

たぶん、そういうことだと思います。
ぜひ。
posted by inukaki at 00:00| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする