2014年05月25日

5月22日飯舘村、雨降りの一日。その1

5月22日になったばかりの12時にエフ前集合。
『Call My Name』に寄せられた
みなさまからの仁義飯をモリモリギュウギュウに積み込んで
飯舘村へ出発。
今回も、まだ新車の匂いがする車を出してくれた豆川さんと、
福島弁通訳のシーナさんと。

道中は雨。
でも着いたら晴れてくれるんじゃないかな〜…
という何の根拠もない予想はあっさり外れ、
シトシト雨降りの中の給餌となった。

1軒目はミミ太のお家。
三人で「ミミ太〜!」としつこいぐらい呼んでも姿無く。
GWに行ったまどかちゃん情報によると
外置きのドライに烏がむらがって
お家の人が怖いとおっしゃっていたそうで。
そうすると、むやみにドライを置いてもいけないし…
姿が無いからウエットを置いてもいきずらい…
どうしよう、どうしよう、と話し合っていたら
どこからか「にゃぁぁぁぁ〜ん」の声。
前回も思ったけど、
一匹の猫の姿、猫の鳴き声で、
一瞬にして元気がでるから不思議。
「居てくれた」というそのことに力が湧くのだ。

屋根代わりのブルーシートの上を
鳴きながら歩き回るも、降りては来ない。
じゃあ上のほうにご飯を置こう、そうしよう、
とシーナさんが踏み台を探してきて、さぁ上へ…
と思ったら、いつのまにかミミ太が足元に。

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や〜ん、かわいい〜!!!!

ものすごく人懐っこいコで
三人にくまなくスリスリウネウネニャアニャア。

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なつっこいコはプリケツ写真ばかりになってしまう

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豆川さんに押さえてもらってやっと撮れた一枚

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恐がりの三毛ちゃんには、屋根裏へ給餌

一軒目にして写真撮りまくり、テンション上がりまくり。


2軒目はフサとトラの家。
姿は無し。
ボックスにドライだけ置いて。


3軒目はココちゃんのお家。
姿は無し。
給餌小屋の中のドライとお水は新しかったので
ウェットだけ置いて。


4軒目はみーちゃん。
みんなで呼んでいたら、母屋から登場。

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みーちゃん、どぉーん!

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みーちゃんもなつっこいコなので
もれなくプリケツ写真


ちょっと痩せたかも…
下半身の毛が抜けてハゲハゲだね…
全然声をださないね…
ご飯も食べないんだね…
と心配なことがいっぱいのみーちゃん。

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シーナさんが手に乗せてお給仕。少し食べてくれた

豆川さんが車を出すあいだ、
シーナさんとふたりでみーちゃんのそばにいた。
さて、じゃあ行こうかね、と思ったら、
みーちゃんが静かにわたしの膝にのぼってきた。
大人しく膝の上で丸くなるみーちゃん。
「どうしよう、降ろせないよ・・・」
小さなみーちゃんの体を撫でる。
無理矢理降ろすこともしのびなく、
しばらくそのまま過ごしたけれど、
でも本当にもう行かないと、
次のお家にも待ってるコがいるし……。
シーナさんが泣きながらみーちゃんを抱き上げて、
母屋の入り口まで連れていってくれた。
みーちゃんはあきらめたように、その場で見送ってくれた。
二軒目にして切なさMAX。

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みーちゃん、ごめんね

GWに出動したうに銀号のあやこ隊長が
みーちゃんのお家のかたとお話したそうだ。
そのブログを帰宅してから読んで、
辛くてたまらなくなった。

日陰亭

「いつも帰る時には追って来て切ない」
「帰宅中はおじいさんの腕にしがみついて寝る」

こんなに人恋しい思いをさせちゃダメだ。
絶対にダメだ。


5軒目は犬3匹と猫各種のお家。
メソメソしてる暇はなく、
やることいっぱいのこの現場。

猫係を豆川さんにお任せして、
シーナさんと犬散歩へ。
まずは木と林。
シーナさんと木、わたしとハータン(林)。
ふたりとも上手に歩いて楽しく散歩。
(ごめん、まったく写真を撮らなかった)

つづいて森くん。
GWのまどかちゃんのブログを見て
「あれ?森くん、老けた?」と思った。
2日前に行ったIzumiさんも「森くんの色が薄くなった気がする」と。
具合が悪いんじゃないだろうか?とちょっと心配してたのだけど、
雨に濡れていたせいか体毛はしっかりと濃い茶色、
やはり濡れてるせいで毛艶は不明。
散歩嫌いと聞いていた森くんだけど、
今日はそうでもなかった気がする。
ンコがやわらかすぎだったのが
ちょっと気になるところ。

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お散歩たのしーね!!

散歩の間、シーナさんがご飯と水の用意を。
更に、森くんのンコ掃除にくわえ、
小屋の中までウェットティッシュで拭いてくれて
ピカピカになっていた!

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ンマンマ。真剣な目の森くん

さて、ネコ達にもご挨拶してくるかな〜。
このお家の主的存在チーズのチーちゃん。

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なによ

チーちゃんのお歯黒(下口の黒い模様)が
濃くなってる、とIzumiさんがいってたのですが…

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?!

どうかなー
濃いかなー

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・・・

なんて言ってチーちゃんの写真ばかり撮ってたら
麦がグイっと割り込んできた。

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ゴラァ〜、ワシも撫でんかい〜!
(とは言ってません)

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あら?このかたはお初かな?
地味に個性的な前髪


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黒猫ズの一匹。随分慣れてきた

えっと、それで、はなちゃんは???
わたしが愛してやまない飯舘村の白木ことはなちゃんが居ない。

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前々回お会いしたときのはなちゃん

この前は帰り際に遠〜くからチラ見することだけを
許してくださった孤高の猫はなちゃん。
今日はとうとう最後までお姿を拝見できませんでした。
悲しい・・・・。


6軒目はメェメェ(トラ)とマァマァ(よし子)。
マァマァ(よし子)は先日介せんの治療をしたとのこと。
呼んでも姿なく、
仕方ないので縁の下から器を取り出して
給餌の準備をしていたら
マァマァ登場!

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皮膚の感じは改善されてる模様

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いろんな場所からいろんなお皿のご飯を堪能

食欲はあるみたいでちょっと安心。
メェメェはいくらよんでも出て来ないんだなぁ…
と思ってるところへお家のお兄さんがご帰宅。
そのとたん、メェメェ登場!

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おまたせ

メェメェはものすごくなつっこくいコで
わたしたちのような見知らぬボラにも
愛想よくスリスリゴロンゴロンしてくれるコだけど、
所詮は知らない人なのだ。

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これは一種のサービスよ

ほんと、家族の力ってすごいと思う。

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あたりまえじゃないの

その後、お兄さんと一緒に嬉しそうに
お家の中へ入っていったメェメェ(トラ)。
ちょっと灼けちゃうけど、それでいいのだ。
いや、よくない。
だって本当は毎日好きな時に
お家に入れてもらえてたはずなのに、
今は数日に一度、数時間一緒に居られるだけなんだから。

ごめんね、ネコ達。


7軒目はチャッピー。
わたしは散歩。
その間に豆川さんと椎名さんが
チャッピーの小屋まわりをピカピカにして
ご飯とお水を用意してくれた。

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ごめん、写真これだけだった…


前回おやつをあげた
虎毛のかわゆい秋田犬のところへ寄ろうと思ったら
お家のかたが帰宅中だったのでそのままスルー。
うぅ。触りたかったよぅ。

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このコです♡


8軒目はゴンのいた納屋。
わたしはここでネコの姿を見たことがない。
いつもと同じようにご飯だけ置いて帰る。
どうかこのご飯をネコが食べてくれますように…。

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ここで、てんてんてんこさんと待ち合わせして
Call My Nameに寄せられた仁義飯をお渡しする。
てんこさんに、まだ行ったことがないお家の
犬のお話など、あれこれ教えていただいた。

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降り続く雨


9軒目はクラクションネコの家。
どうやらお家のかたが帰ってきてる様子。
確かめようとお庭に入ったら、
お家からお父さんが出て来て下さった。
ネコのたまちゃんも一緒。

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お父さんからご飯をもらって
ご機嫌さんにゴロンゴロン


たまちゃんはネズミ穫りが得意なんだそうだ。
他のネコ達はたまちゃんが穫って来るネズミを
楽しみに(?)待っているほどだとか。

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家のまわりは夏頃から除染が始まるとのこと。
家の裏の立派な木も全部切られという。
「あー、それは残念、もったいないですね」
みたいなことをわたしが言ったら
「放射能がついてると思うと怖いから、
切ってもらったほうがいいんだ」
とお父さん。
そうかーそうだよなー…とそんなあたりまえのことに
改めてハッとさせられた。

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せっかくの緑豊かな風景を
全部刈り取って平にしていく除染作業は
自然破壊してるみたいでもったいなことよのー
なんて思っていたけれど
実際そこに住む人達にとっては
そんなことを言ってる場合ではなく
まさに今そこにある脅威なのだ。
そうなんだ。あたりまえだ。
そんなことに気づかないなんて・・・。
とても優しいお父さんでたくさんお話してくださった。

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10軒目は蔵らのいた丘。
今日も猫の姿は無し。
ドライとウェットを置いて。

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ほっトイレの駐車場でお昼ご飯を食べて
後半戦へ。

[つづく]
posted by inukaki at 20:34| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする