2018年04月26日

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2015年12月31日

2015年を振り返る


記憶をたどって
2015年を振り返ってみよう。

3月、絵本二冊出版。
『さくらいろのりゅう』(アリス館)と
『あずきとぎ』(京極夏彦/作 岩崎書店)。

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どちらも製作期間は2014年。
2014年は、毎日絵を描いてはいたけど
形にはなってないので、
なんだかな〜んにもしてない感じがしてた。
(実際収入も・・・)

それがやっと実になって、
逆に、2015年はまだ何もしてないのに
大きな仕事を二つもやり終えた感が。
まだ一年始まったばかりだというのに……。



2月28日〜3月20日まで、
青山ブックセンター本店で
妖怪えほん『あずきとぎ』『とうふこぞう』『ことりぞ』の
原画展開催。
監修者の東雅夫さんと画家三人での
トークイベントも開催したっけねぇ…(遠い目)。

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4月18日〜6月21日まで、
石川近代文学館で
同じく、妖怪えほん三冊の原画展。
こちらは全原画を展示していただきました。
トークイベントには、
ついに、作者の京極夏彦さんも登場。
京極さんの側に白い犬が居たっけなぁ…。

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そういえば、金沢でのことをブログに書き損ねていた。
いや、書いたんだけど、
アップし忘れたいたのでした…無念。

イベントの翌日は
金沢の重鎮、波津彬子先生の車で
あちこち連れていっていただき
楽しい金沢観光を満喫!
いい路地、ありました。

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6月22日〜27日まで、
ギャラリーハウスマヤで個展『poetically』を。
絵本『さくらいろのりゅう』の原画も全点展示。

作品のほうは、
歌人の佐藤弓生さんの短歌からイメージして
描かせていただいた。
短歌の良さ、佐藤弓生さんの紡ぎ出す世界に、
どっぷりはまって描くのはすごく楽しかった。

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佐藤弓生さんの短歌を使わせていただきました。
(『薄い街』より)


8月1日〜30日まで、
有田川のちいさな駅美術館で
『いるの いないの』原画展を。
全点展示していただきました。
発売して3年もたつ絵本の原画展を
やってもらえるなんて本当にありがたいこと。
会期中、
担当編集の堀内さんとトークイベントも。
パワフルな有田川のみなさんに圧倒された夏。

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9月5日〜27日まで、
ギャラリー・エフ 浅草で
『いるの いないの』『あずきとぎ』の原画展を。
こちらも全点展示。

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作者の京極夏彦さんとトーク、
落語家の柳家ほたるさんの納涼落語会を開催。
みなさまのご協力のもと、
楽しいイベント盛り沢山。
ありがたかった・・・。



そして12月。
年の瀬もおしせまった頃に
『だれのものでもない岩鼻の灯台』
(山下明生・文 絵本塾出版)が発売。
なにせ年末なので、
宣伝もなにもない感じですが……出版されてます。

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9月から先、
なにもやってないみたいだけど、
絵本二冊仕上げましたー。
わたしにしては相当早い仕事ぶり。
そのうちの1冊は前出の絵本で、
もう一冊は来年出ますが、
こちらは会員限定配本の絵本なので
書店には並びません。



あと、幾つかの企画展にお声かけいただき
参加させていただきました。
ありがとうございました。



今年は久しぶりに
装画のお仕事もいただきました。

『ずっと、そばいにる』
『そっと、抱きよてせて』
『きっと、夢にみる』
の文庫三冊の表紙を同時に描かせていただきました。
(すべて「競作集 怪談実話系』/KADOKAWA)
三冊とも猫をねじこみました。

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小野不由美さんの『残穢』の
文庫の表紙も描かせて頂きました。
月刊「新潮45」の表紙を長くつとめていたものの、
新潮社装幀室からの仕事依頼は初めて。
ついに!ついに!
ちなみに、こちらにも猫をねじこみました。

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さて、
そんなこんなで年末。

12月27日はエフの蔵の大掃除でした。

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蔵之介、もとい、錫之介

今年は初めて展覧会をやらせてもらったし、
本当に本当にお世話になったエフの蔵。
1868年生まれの蔵。

年間蔵滞在時間も、
今迄で一番長かったはず。
ありがとうございました。

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お掃除終わって、いーさんと一緒



28日は
MさんとRさんと
「年末 毒吐き大会」@サイゴン。
美味しいベトナム料理をいただきながら
吐いた吐いた、毒を。
出来ないくせに出来るふりをされたり、
知らないくせに知ってるふりされたりするのが
イラっとする原因だったんだな〜・・・
ということがわかってスッキリ。



29日は
銀次親分の三回忌。
もう三年か〜、早いな〜、、、、
と思ってたら、
二年目を三回忌と言うんだそうだ。

で、
どーんと登場したのがコチラのお嬢様!

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むっちり

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どっしり

お尻ばっかりで失礼しました。
巨女子で美猫のさくらちゃんです〜。

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・・・

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広い背中に銀次親分が

さくらちゃんは飯舘村のコ。
丘の上の蔵を餌場にしていたから、
当時の仮名はクララ(蔵ら)。
ゴホゴホ咳き込んでいたのを心配した
Izumiさんが連れ帰ってきて、
そのままIzumi家の猫に。
飯舘の蔵らから浅草の蔵ら=さくらになった。

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さくら、すず、銀さん、の惑星直列

後から来た
暴れん坊のすずのことも
大きな心と豊満ボディで受け止めてくれて、
その寛容な愛溢れるお姿から
「菩薩」と言われてるさくらちゃん。

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さくら、すず、銀さん、の大三角形

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つきたてのさくら餅

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やわらかすぎてビロ〜ンと広がるさくら餅



今年も銀次親分を偲んで、慕って、
子分達がたっくさん集まった。
銀さん、銀さん、見てますかー?
銀さんを感じることが出来る蔵で、
みんな、思い思いに銀さんとお話した。

銀さん。

この蔵と、
全国の猫達と、
そしてIzumiさんを
どうぞお守りください。

宜しくお願い致します。

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posted by inukaki at 20:24| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月20日

絵本『だれのものでもない岩鼻の灯台』発売

12月。
季節は冬。

そんな時季に出る新刊絵本、
『だれのものでもない岩鼻の灯台』。
灯台が主人公の絵本です。

シチュエーションは海だし、
夏に出したほうがよかったのだろうけど、
まぁなんやかんやで冬にズレこみました……。


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山下先生と初めてご一緒したのは、
『うらしまたろう』。
(日本の昔話えほん 6 /あかね書房)

その前に描いた絵本でイロイロあって
絵本がヤになっていたわたしに、
「好きなように描きなさい」
「一枚一枚自分の作品だと思って描きなさい」
と山下先生は言って下さった。

どれほど心強かったか。
どれほど励まされたか。

『うらしまたろう』を描くことで
「絵本って楽しいかも」と思えたのだった。


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あれから約5年。

『だれのものでもない岩鼻の灯台』のラフを見て、
「これでいいよ。まかせるよ」と山下先生。
それから、つづけてこうおっしゃった。
「あなたは絵がうまいっていうのはもう知ってるから。
だから、今回は肩の力を抜いて描いてごらんなさい」




『あずきとぎ』と『さくらいろのりゅう』を描き終えて、
この先におとずれるであろう
「息苦しさ」の予感があった。

このままいったら
近いうちに行き詰まるに違いない。
自分の絵に飽きる予感、とでも言えばいいのか…。

それでも、
わたしに仕事の依頼を下さる方々は
『いるの いないの』を見て、
あるは他の既刊本を見て、
依頼して下さる。

口に出して言わなくても
「こういう感じで…」
とイメージされているだろう。
期待されているのだろう。

この先ずっと
この絵で答えていかなければいけないのだろうか。

それっとどうなんだろうか。

やっていけるだろうか。


そんなことを考えてる頃だったのだ。

山下先生は何でもお見通しなのだな・・・。


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先生が指摘した通り
「肩の力を抜いて」描けたらどんなにいいだろう。

でも、
「そうですか!
じゃあ肩の力を抜いて描きますね!」
と言えるような簡単な課題ではない。

だって、肩の力を抜いて描いた絵が
どんな絵なのかわからないし、
だいたい、
どうやって肩の力を抜いたらいいのか
全然わからない……。

先生は
「何年かかってもいいよ」
とおっしゃった。
この課題が難しいことをご承知なのだ。



嬉しい。
けど、困った。

どうしよう。

肩の力を抜いて描くにはいったい……。



どうしていいかわからないから、
とりあえず画材屋で
今まで使ったことのない紙など、
新しい素材を買ってきた。

一ヶ月ぐらい、
あれこれやってみた。

画材を変えたら
そりゃあ絵の雰囲気は変わる。
当然だ。

でも
先生のおっしゃったことは
こんな簡単なことではないはず。
もしこれでいいのなら
「今回は画材を変えてみたら?」
と言えばすむことだし。

そうじゃない。
もっと根本的なことなのだ。

うーん困った・・・。


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先生は「何年かかってもいい」
とおっしゃってくださったけど、
出版社のほうは
「夏発売予定」を「秋発売予定」に
変更してくれただけだったし、
編集者からも、
「どうですか?」
という電話が何度となくかかってきたし…。

まぁね。
会社だから仕方ないのかな。。。



時間は気にせずやってみなさい、と言う山下先生と、
早く早くとにかく早く、という出版社に挟まれ、
どうしようかなー……
と途方にくれていた時、
第二の救世主(?)某さんがわたしに言った。
「いいじゃないですか、がっかりさせちゃえば」


わたしは期待に答えよう、答えたい、
とばかり思っていた。
依頼してくれたヒト達の
期待に答えねばと思っていた。
いままでの絵をイイと言ってくれた読者の人達を
がっかりさせてはイケナイと思っていた。

山下先生はそれを察知された。
だから、
「肩の力を抜いて」
と言って下さった。

先生がせっかくそう言って下さったのに、
それでもまだ、
今までの「評価」を守ろうとしていた。

そんなわたしの背中をやさしく押すのではなく、
力いっぱい突き飛ばしてくれたのが某さんの言葉。
「がっかりさせちゃえばいいじゃないですか」


そうか。。。。
がっかりさせちゃえばいいのか。
編集者も読者も
みんながっかりさせちゃって・・・・
そうかそうか。
もういいや。
なにを言われてもいいや!!



なんだかそれでふっきれて、
そこから一気に描くことが出来た。


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高校野球で、
初めて甲子園のマウンドに立って、
緊張して堅くなってるピッチャーのことを
「腕が振れてないですねー」
なんて言うけれど、
まさに、わたしはそんな感じだったのだ。


山下先生と、
「がっかりさせちゃえ」と言ってくれた某さんのおかげで、
この絵本が完成したと言っても過言ではない。


絵を描くのが楽しかった。



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仕上がった絵を見た山下先生は、
とっても喜んで下さった。
ちっともがっかりなどしなかった!!!


色校は初校のみという方針だった出版社が、
色がちゃんと出るまで色校を出す、
という方針に変えてくれたのも
山下先生の鶴の一声のおかげ。



そして、ここから先は
デザイナー椎名麻美さんの出番!

今迄のこのシリーズでは(一応「子どもたちへ」というシリーズの中の一冊)
一度の色校正でOKだったんだろうに、
いきなり細かい指示を出されて
印刷所の方々もびっくりしたと思う。

それでも
椎名さんが丁寧に説明してくれて、
印刷所の人もそれに答えようとしてくださった。

何度も印刷所に通って
データ作成の人と話をしてくれて、
最終的には刷りの現場にも立ち会ってくれた
椎名さんに感謝!!

色校正をきちんと見られるデザイナーって
実はあまりいない。
「原画通りに」とか「鮮やかに」とか
そんな程度の赤字しか入れられない人が多い。
違うんだよー。

スキャニング、オペレーション、面付け、刷り順、
その他もろもろ、
どこに問題(の可能性)があるのかを探る、
今回もまた椎名さんの
豊富な経験と知識を見させていただいた。


おかげさまで
キレイな本に仕上がりました!!


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最終的に特色プラスしたり、
何度も色校正を出したり、
今までより経費がかかることを許して下さった
絵本塾出版様にも感謝。
ありがとうございました!!



そんなこんなで、
途中イロイロあったけど、
わたしにとっては
大事な絵本となりました。


部数が少ないので
店頭で見かけることはないかもしれません。
図書館には入るかな〜。どうかな〜。
今までの絵と違うから
ホントにがっかりするかもしれないので、
ネット書店で買われるのは
どうかなぁ…不安だなぁ…
と、ちょっと思うのですが。。。
どこかで見かけたら
手にとってみてください。

念のため。
猫はちょこっと出て来ますが
猫度は低いです。
白木は・・・います。

宜しくお願い致します。


『だれのものでもない岩鼻の灯台』
山下明生/文 町田尚子/絵
絵本塾出版


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余談だけれど、、、
色校正の際、わたしも一度だけ印刷所まで行った。
精も根も尽き果てるぐらいに疲れ果て、
途中、「来客用」として置いてあった
インスタントコーヒーをいただくことに。
お湯で溶くタイプのアレ。
インスタントコーヒーを飲むのなんて
何十年ぶり?!
クリームはもちろん粉末のアレ。
いつもは入れない砂糖もたっぷり入れて。
そのコーヒーの美味いこと、美味いこと。
泣けたわ〜。
「しみるね〜」と椎名さんと言い合った。
今まで飲んだコーヒーの中で
一番美味しかったかもしれない…。
この絵本を見るたびに
あのコーヒーの味を思い出すんだろうな〜。

(おわり)


posted by inukaki at 20:44| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月12日

有田川に行って来ました


今年の8月に
『いるの いないの』原画展を開催して下さった
和歌山県有田川町の「ちいさな駅美術館」。

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原画展の会場の様子


みかんや山椒の名産地でもある有田川町は
実は「絵本の町」でもあるのです。

毎年行われている「有田川町絵本コンクール」は
今年で5回目。
受賞後に絵本デビューしたかたもいるぐらい
本格的な実力派絵本コンペのようです。

その絵本コンクールの授賞式が
11月23日に行われるのにあたり、
この一年の間にちいさな駅美術館で展覧会をした作家も
ご招待いただけると。
なんてラッキー!
喜んで行って来ました。


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お留守番スイッチ、ぽちっ



先に書いたけれど、
有田川はみかんの産地。
でも、わたしが原画展をやった8月は
みかん畑は緑色。
今回初めてみかん色の水玉に彩られた
山々を見ることができました。

授賞式前日の22日から有田川入りして、
楽しいイベントに連れて行っていただいた。



まずは、マイクロバスに乗って
みかんの選果場へ。

背中にみかんを乗せた軽トラさん達が
つぎつぎにやってきて
大きな工場にすいこまれていく。

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工場の中は、まるで遊園地のよう。
ディズニーランドでアトラクションの
乗車待ちしてる時みたいな気持ち。
あるいは、
『チャリーとチョコレート工場』とか、
『シザーハンズ』の博士の研究所を見学してるみたいで、
全然見飽きない。


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このカーブがたまらない


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センサーで甘味を計測して分別する機械(だったかな?)


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超ハイテク工場の中にはこんなコも。がんばれ!



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あーーー!たのしかったー!




そしたまたバスに乗り込んで
次はみかん農園へ。
なんと、人生初みかん狩り〜!

ひとり1ハサミをお借りして、いざ!

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たわわわわ

農家のかたに
「お水はどのぐらいあげるんですか?」とお聞きしたら、
「雨だけです」と。
白いシートで地面を覆ってあって、
それは、水分をとりすぎないためのもので、
厳しく育てたほうが甘くなるんですって。


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ちなみにこのシートは建築グッヅだそうです


そして、知らなかったのだけど、
みかんの木って接ぎ木なんですって!
からたち(だったかな?)の苗木を植えて、
そこにみかんの木を接ぎ木するんですって。

この木は植えて3年目ぐらいのコで、
よーく見ると、
からたち と みかん の
境目がわかる!!

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たまに、下のほうから
からたちが新芽を出すこともあるそうで……キュン


みかんは自分のことを
みかんだと思ってるのか
からたちだと思ってるのか、
みかんのアイデンティティーはどうなのか……
というのがとっても気になる。



みかん三昧を楽しんだ後は、
いよいよ
絵本コンクール授賞式のレセプション会場へ。

その会場とは、
夏にわたしが読み聞かせをした古民家でした。

「こちらです〜」と
Sさんに導かれて会場へ向かうと、
なんと、入り口に・・・

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「桃太郎のおばあさんです」


すごい!
絵本の世界が始まってる!!

もちろん、この後は
「桃太郎のおじいさん」も登場、
さらに浦島太郎もやってきて、
寸劇がスタート。
その流れで、受賞者の発表〜!!

たまて箱に入っていた巻物を
偉い人達が読み上げていく形式。



そして隣の建物に移動して宴会。
宴会といっても
フツウには終わらないですよー。

なんと!
山姥登場!!
しかも3人!!!
「山姥キャンディーズ」だそうです。
(Perfumeじゃないところに世代を感じます)


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山本孝さんにお酌をする山姥キャンディーズのスーちゃん



大きなつづらと小さなつづらが登場したり、
受賞者全員に作品の絵が描かれたケーキが贈られたり、
もーーーーっスゴイ!!
いや、「すごい」っていうと
ゴージャスなビンゴみたいな方向になりがちだけど、
そっちじゃなくて、
やらなくても誰も文句は言わないし、
やったって給料が上がるわけじゃないし、っていう
そういうことに時間をかけて、全力でやる熱意と執念!
それがもう半端なく凄いです。
(そういえば、石川近代文学館の方達も同じ方向の凄さでした…)

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例えば、原画展の入場券を切符にするとか…

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例えば、作家の名札が一人づつ色も模様も違って手作りだとか…


心底感動。



宿泊先はとっても素敵な「あさぎり」。
ここに籠って作品制作したい!(しないだろうけど)
と思うほど素敵な宿泊施設。
滞在時間が短くてホントに残念〜。
車が無いとなかなか難しそうだけど、
いつかゆ〜っくりぼ〜んやりしに来たい。

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で、23日はメインイベント……の前に、
市場に寄ってお買い物!
わたしも、心の家族:エフへ
みかんを箱ごと送りつけることに。
有田川のみかんは本当に美味しいので
誰かに送りたくなるのだった。

自分用には小箱みかんを。
(そしたら送料のほうが高かった!)



いよいよ会場へ。

えほんマルシェ というイベントが開催され、
その中で授賞式や、トークイベントなどが行われるのです。
(こっから先は写真無し…)

実はこの「えほんマルシェ」というイベントを
すっっごく楽しみにしていた、客として!!
ラインナップを見ると、
美味しそうなパン屋さんとか珈琲屋さんとか
食べ物屋さんとかたくさん出店するようで、
あれも食べたいこれも食べたい状態。

「控え室にお弁当が用意してありますので…」
と言われたけれど、
いやいやいお弁当要らないでしょ!
買い食いするでしょ!

でもまずはやることやらねば。

わたしなんて95%遊びに来てるようなものだけど、
ちょっとだけ何かをやってるフリをする必要があり、
宮本さんの「お化けのファッションショー」に参加して、
途中で抜けて、硝子の壁(?)に絵を描く作業を。

大人達は「描いてるところを見られる」ことに
反応していくけれど、
子ども達は「(自分も)描いていい?」と聞いてくる。
だよねーだよねー、
人が描いてるの見てても面白くないよねー!
自分たちが描きたいよねー!
子どもの反応のほうが正しいね!!


その後は
昼休憩中の山本孝さんのお化け屋敷内で
『いるの いないの』と『あずきとぎ』の読み聞かせ。
面白いフリートークが出来なくて、
ホントに読むだけになっちゃって、
子どもたち、ごめんよーごめんよー。


…ってことでこの後の
メインイベントである
宮西達也さんと真珠まりこさんの
トークイベントまで自由時間!
やった!!!

財布を握りしめてマルシェにくりだしたけれど、
おぉぉぉ・・・ほぼ売り切れ!大盛況!

ナポリタン食べたかったな〜
カレーパンも食べたかったな〜

と思いつつ、
焼き菓子はまだあったので
いろんなお店で少しずつあれこれ購入。

お弁当なんて要らない!と思ってたけど、
用意して下さっていて良かった〜・・・
としみじみ思いながら
控え室で星野イクミさんとうささんと。
お弁当、美味しかったです。。。


宮西さんと真珠さんのトークイベント開始。
機材の不調で、前半は宮西さんがフリートークで場繋ぎ。
絵本作家とは思えないトーク術。
おふたりのトークを見に(聞きに)
たくさんの人が集まっていたし、
午前中もサイン待ちの列が途切れなかったそうだ。
宮西さんと真珠さんはアイドルのようだな〜、
とぽや〜んと眺めておりました。


帰りの電車、特急くろしおの時間があるので
3時半にはバスに乗り込んで会場を離れたけれど、
えほんマルシェはまだまだ盛況で、
たくさんのお客さんであふれていました。

えほんマルシェ、
大大大成功だったようです!(ですよね?)




絵本の町、有田川。

「絵本の町」といったって
「絵本の町ってなに?」
って思われそう。

「酒の街」だったら酒が美味いんだろうな、とわかる。
でも「絵本」は?

産地ってわけではないし、
伝統工芸でもないし、
絵本なんてどこにでもあるし、、、
なんというか、
掴みづらいというか想像しづらいというか。

ヒトにわかるような形で
実際に「絵本の町」をつくるのって
すごく大変なんだろうなぁと思う。

それなのに、敢えて「絵本」を選択して、
今まさに、それを実現させていってる有田川のみなさま。

ほんとに凄いと思うし、
その現場に
ほんのちょっと参加出来たことが嬉しい。

わたしは、運良く原画展を開催していただいた繋がりで
呼んでいただいたけれど、
ホントはまだ全然「絵本作家」などではなくて、
「絵本の町」に貸せる力が無さすぎて申し訳ない。

でも、一生懸命に、
手間暇おしまず取り組むみなさまの姿をみて、
なにかやれることがあれば……と思わずにはいられない。
たぶん、どの参加者もみんなそうだと思う。

これからの「絵本の町、有田川」。
今後の飛躍が楽しみでもあるし、
「絵本の町」に気にかけてもらえるような絵本を
描けるようになりたいとも思う。

ありがとうございました、有田川のスタッフのみなさま!

そして、
みなさん、みかんをもっと大切にw!!



有田川町 絵本コンクール2015
結果発表のページ →

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2015年08月19日

ひさしぶり。

ブログ、放置しすぎました。

金沢での原画展(妖怪えほん)や
和歌山での原画展(怪談えほん)の宣伝はおろか、
報告もしていないというありさま・・・。

9月から始まる浅草での原画展(怪談&妖怪えほん)の
前宣伝なんかもしたほうがいいに違いないのだけど……。


とりあえず。

取り急ぎ。

白木でお茶を濁してみよう。




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さてと



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せぇーのっ



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ロ〜リング白木



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とみせかけて



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まわらなぁ〜い



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・・・



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なにさ


ではまた手(パー)


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2014年12月14日

Orgel ーオルゴールが奏でる16の物語ー

Orgel ーオルゴールが奏でる16の物語ーが始まります。
GALLERY HOUSE MAYA
2014年12月15日(月)〜12月23日(火/祝)
会期中無休
11:30am-7:00pm(土,日曜,最終日は5:00pmまで)

オルゴールの曲を決めるのは作家本人。
この小さな木製の箱を「夜の小箱」にしたいと思った。
星か月がいいなぁ・・・

わたしは「ムーンリバー」を選んだ。

描くお花は夜顔。
夜に咲く白い花。
それから、夜顔の花の色と同じ
白いドレスを着た女の子、
湖面に浮かぶ水色のボート、
空には小さな三日月。
そして猫。

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猫は、飯舘村にいる通称「長泥ゲート前のお母さん」。
わたしは彼女に会ったことがないのだけど、
ボランティアの日比さんが綴るブログ(☆)などで
何度か見ている。
用心深い瞳。
なにもかも見透かされてるような気持ちなる。

なぜ「お母さん」と呼ばれてるかと言うと、
仔猫を育てていたから。
仔猫とお母さんは、ボランティアさん達に捕獲された。
お母さんは避妊手術をして元居た場所に戻され、
仔猫3匹は里親募集をすることになった。
(みんな無事にお家が決まりました)

仔猫保護とお母さん猫リターンのことは
福猫舎ブログに書いてあります→(☆)

お母さんも一緒に保護してあげればいいのに……
と思う人もいるかもしれないが、
シェルターのスペースや
預かれるボランティアの数には限りがある。
外でもなんとか生きていける体力のある大人猫は
元居た場所に戻して、
そのコの生命力に頼るしかないのだ。

リリースした時、
お母さんはAさんにたちむかってきたそうだ。
「子どもを返せ!」
と言いたかったのだろう。

「人間なんか嫌いだ」

そう思われても仕方ない。
けれど、彼女はとても賢いのだろう。
彼女のことを心配しているボランティアさんが
こまめに給餌に通っている。
寄ってくるほど心を許してるわけじゃないけど、
ちょっと離れたところからじっと見ているらしい。
「アンタ達のせいじゃない。
でも人間は嫌い。」
そう言ってるみたいに見えて切ない。

写真で見る彼女は、月の色をしてる。

オルゴールと一緒に展示する絵は
「月色の猫」という絵。
お母さんと仔猫三匹を描いた。
お母さん、仔猫達はみんな幸せに暮らしてるよ、
そう思いながら、
お母さんへの伝言のような気持ちで描いた。

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もう一枚の絵は「チビの船」。
チビはボランティアみんなの人気者だ。
なんだか不思議な顔をしてる。
チビは飼い猫だけど、
もう一匹黒猫が居つくようになって、
このふたりがものすごく仲良しなのだ。
居つきの猫は「千夜ちゃん」という仮名をつけた。

チビの家にいくと、
「おぅ!よく来たな。ま、茶でも飲んでいきなよ」
と言われてるみたいな気になる。
「ここオレん家。いいとこだろ」

そんなチビの家のまわりも
除染作業が入ってすっかりさまがわりしてしまった。
チビと千夜ちゃんが遊んでいた草原には
一本の草も生えていない。
ただの更地。

チビは獣がやってきても逃げないみたいで、
戦ってしまう気の強さが心配。
だって獣はチビより強いから。
獣を追い払ってくれるヒトはここには居ないから。
千夜ちゃんを連れて、全力で逃げて欲しいのに…。

チビと千夜ちゃんが安心出来る場所をあげたい、
そう思いながら描いた。

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※スペースの関係上、絵の展示は一点だけになるかもしれません



16個の音の小箱が並びます。
師走の慌ただしい時ですが、
オルゴールの、ちょっとたどたどしい音色に
耳をかたむけていただけたら幸いです。

参加作家(敬称略)
東逸子 石川えりこ 軽部武宏 北見葉胡 くまあやこ こみねゆら ささめやゆき 篠崎三朗 野村辰寿 原マスミ 樋上公実子 深瀬優子 町田尚子 松成真理子 山福朱実 吉田尚令

posted by inukaki at 20:31| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月29日

11月29日飯舘村、冬が来る前に…その2

14軒目は、猫のチーズと犬の木林森くんのお宅。
前回は除染まっさかりだったけど、
もう終わっているみたいだった。

前回はほとんど姿を表さなかった猫達が
今回はわらわらと大集合。
みなさん腹ぺこ。
出すそばからガツガツ。

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この他に黒があと二匹、ハチワレが1匹

今日は、シロビちゃんがやけにゴロスリで
そばを離れなかった。
青い目をした小柄(白木比)な白猫。
飼い猫ではないはずなので、
お家に迎えたいというヒトが
いないかなぁ…いたらいいのに……
というようなことを
あちこちの現場で思う。

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こんな写真しかないけど、実物はとてもかわいい

例えばこちらのラビちゃんは、
上村さんのお宅で家族探しをすることになったそうだ。

チビのような飼い猫は、
どんな状況であれ、飼い主さんの了承を得られなければ
保護したり預かったりはできない。
でも、居着きの猫(飼い猫ではないコ)になら、
してあげられることがあるはず。
「がんばれ」とか「かわいそう」とか言うばかりではなく。
なにもしてないわたしが言うのもナンですが…。


さて、お待たせしました、
お尻コレクションの時間です。

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チーズ

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猫にまみれた後は、
犬まみれ大会ですよーーー!

まずは奥の奥の奥にいる
木と林くんのところへ。

わたしがハータン(林くん)とお散歩してる間に
シーナさんがハータンの小屋まわりを清掃。

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ハータンのお耳、かわゆ♡

戻ってきて、
今度はシーナさんが木くんのお散歩をしてる間に
わたしが木くんの小屋まわりを清掃。

前回、木くんの小屋の床に敷いてあった
バスマットがボロボロになっていたので、
シーナさんが新しいバスマットを用意してきてくれた。
みなさんの小屋に敷いてみたけど、
どうかなー。
「その後の様子」を確認できないのがもどかしい。

これからの季節、野外では毛布が凍ってしまう。
先に寄った噛まない犬クーの毛布も
湿ってビショビショだったそうで(シーナさんが確認)
もっと寒くなったら凍ってしまうと思われる。
厳しい冬を野外で過ごす犬達の寒さ対策、
どうしてあげたらいいだろうか…。

ハータンはご飯を全然食べなかった。
座って、じっとヒトのことを目で追う。
食べてる間にヒトが帰ってしまうと思ってるのかなぁ…。

最後にお待たせしました、森くん。
お散歩行って、清掃して、ご飯。

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写真撮り忘れたのでシーナさんのTwitterより拝借

ぽつんと置かれた森くんのまわりは
のっぺらぼうの更地がどこまで広がって寒々しい。
どう見ても楽しそうには見えない。

丁度このお宅に到着したころ、
日比さんから「今どこですかー?」と電話が。
一時間半後ぐらいにかかってきた電話には出れず、
かけ直してみたら、
「今はどこかなーと思いまして」とのこと。
す、すみません、同じ場所に居ます・・・・汗。

猫チーズと犬の木林森くんのところでは
前回同様すっかり時間をとってしまった。
滞在時間、1時間半以上。
木と林の係留場所を元に戻してもらえたら
もう少し時間短縮出来るのだけどなぁ……。



15軒目はココちゃん(ハチワレ母さんのお宅)。
ビューッと走り去る、白地に黒い模様の猫を目撃。
給餌小屋では、猫の声を聞いた。
帰り際、初めて見るアメショ風の猫の姿も。
耳先カット無しかな??(写真撮れず)



16軒目は、こちらのお宅。

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だーれだ?

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お尻と言えばみーちゃんでーす♡


相変わらず、あまりご飯を食べてはくれないけど、
ちゅーるを乗せたら、少しだけ食べた。
今回、あちこちでちゅーるが大人気だった。
今度はもっともっと持っていくよ〜!

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美味しい物を少しだけ、っていうタイプ?



17軒目は、
フサフサ猫の居るお宅。
前回会えたフサフサキジ、今回は姿無く。
ボックスに置き餌して帰る。
それにしても、ここは獣臭がすごい・・・。



18軒目はミミタのお宅。
ミミタは二階の屋根でにゃーにゃー。
片目の仔猫は家の中。
出てこれないようだった。
ミミタが「ご飯は要らな〜い」と言うのはいつものこと。
遊んであげたいけど、
もうかなり時間がおしていて、
おばさん達、ゆっくりできないんだよ。
ごめんね。
ウェットを二階に差し入れて、
ドライを一階に置いて、
少しだけミミタを抱いて、さよなら。

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写真撮り忘れたのでシーナさんのTwitterより拝借



19軒目は、初めての訪問地、
キジキジのお宅。
こじんまりと除染作業中の中、
にゃー!と登場したのは、
よく肥えたキジトラ二匹。

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ゴムマリのようにまん丸

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よく食べます



20軒目は、
うっかり寄りそびれてしまったお宅。
初めての訪問先の、前田の牛舎。

鳴きながら飛び出してきた二匹。
慣れてはいないけど、“ヒト=飯”は知ってる。


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用意するそばから食べ始める三毛

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黒は空腹よりも警戒心が勝って近寄れず

給餌ルームに移動して、
ゆっくりお食べくださいね。


…ってことで、本日の給餌、終了〜!



顔見知りの犬猫が増えると楽しさが増す。
「また会えた!」の喜びは大きい。
白木(同居猫)と違い、
スリスリゴロゴロ甘えてくる猫も多く、
「膝の上に乗ってくる猫」を初体験したのは、
ここ飯舘村でだった。
日々の生活での犬不足を
村の犬達はおしみなく補ってくれる。
ありがとう、ありがとう。

反面、顔見知りの犬猫が増えたことで
感じる悲しみもある。
主が居なくなった犬小屋を見た時。
一匹の猫が姿を見せなくなった時。
腐ったフードに虫がわいていた時。
雪の上で耐える猫をおいて帰る時。
泣いても仕方ないけど涙が出る。

なにも知らなければ
「かわいそうにね〜」ですんだかもしれない。
「どこかで元気にしてるよ」と言えたかもしれない。

「知らない」というのは楽なことだ。
でも「知らない」は無責任だ。
政治のヒトも電力会社のヒトも普通のヒトも
知ったうえでどうするかを決めて欲しい。

今日は、途中、暑く感じるぐらいの気候だった。
でも、見守り隊の方によると、
12月ぐらいから雪が降り始めるそうだ。
除染作業後、まったいらになったこの土地で
どうやって雪や風をよければいいのだろう。
どこに身を寄せればいいのだろう。
そんなこと、国や東電のエライ人にとっては
どうでもいい小さなことなのだろうか。
どこからどうやって「日本を取り戻す」のか知らないけど、
それより先にここの犬猫達に
こたつやストーブや毛布や
屋根や家族や安心を取り戻して欲しい。
早急に!
冬が来る前に!!


今回も、チーム銀次のみなさまからのご支援で
フードなどを購入させていただきました。
ありがとうございました。

白木もお留守番ありがとねー。
毎回留守番時間記録を更新させてごめんねー。

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(おわり)
posted by inukaki at 21:26| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月28日飯舘村、冬が来る前に…その1

11月27日の夜、
東京を出発して飯舘村へ向かう黒銀号。
今回も全行程を運転してくれるシーナさんとふたりで。
みちの駅駐車場で仮眠してからコンビニで朝ご飯。
早朝のコンビニは
除染作業員(と思われる)の方々で大混雑。
レジは長蛇の列。
すごいことになってるんだなー、飯舘村・・・。


今日は須萱地区から入る。

1軒目、母子猫のお宅。
姿無し。
給餌小屋のカリカリはからっぽ。
獣に喰いつくされてるのだろう。
獣が立ち寄るせいで
猫が姿を消したのかもしれない。

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縁の下にウェットを置く



2軒目は、薄三毛のお宅。
薄三毛と三毛猫が登場。
薄三毛は、ちょっとした音にもビクビクして、
そのたびに後ろを振り返る。
ここもきっと獣たちがやってくるのだろう。
気の休まる時なんて一時もないのだろう。

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薄三毛の首の傷は治りかけかな?

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慌てて食べる人慣れしてない三毛


家の中には、一件目の家のお母さん猫の姿が。
出て来られなくなっちゃったのかな〜
と心配してたら、どこからか脱出。
早速カロリーエースを進呈。

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最近、お子さんの姿がないようなので心配…



3軒目は、母子犬のお宅。
びびりん坊の息子さんが
珍しく外に出てお出迎え。

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「全然ウェルカムじゃないです」

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お尻コレクション犬篇

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「ごちそうさま。ブロッコリーは残したわ」


ゴルゴ母さん(仮名)はシーナさんとお散歩。
わたしは、招かれざる客として
息子さんの家へ居座る。
差し出したおやつを、食べはしないけれど
匂いはかいでいたので、
懐柔の可能性を感じた。
そこへゴルゴをつれたシーナさん登場。
息子さんの見てる前でゴルゴにおやつをあげる。
息子さんがわたしの背後に忍び寄ってきたので、
振り返らずにおやつを差し出したら、パクリ♡
ついでにわたしの手もペロペロと。

そんなことを繰り返した後、
息子さんにお散歩リードを装着、
そのままお散歩へ。

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「な、なにをするんですか?」


ちょっと歩くたびに振り返り、
「な、なんでついてくるんですかぁ」
「あ、あなたいったいなんなんですかぁ」
と言いたげにわたしを見る。
しょーがないじゃん、リードで繋がってるんだから。

ゴルゴも息子さんも、
ふたりでじゃれあったり嗅ぎ合ったりすることはなく
お互い無関心っぽいのに、
それでもふたり一緒だと心強いようだ。
ひとりだとすぐに引き返してしまうゴルゴも
どこまでも歩く。
息子さんも走る。

帰りは、ゴルゴに家まで送ってもらって
無事にお散歩を終えた息子さん。
いつもの定位置、部屋の奥に引っ込むことはなく、
タタキでおすわりするぐらいには慣れてくれた。
…ってことで、「仲良し風記念写真」を。

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心を無にする息子さん



達成感に満ちあふれて
4軒目の、道に面したお宅へ。
猫の姿、無し。

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5軒目は倒壊した蔵のお宅。
キジシロがにゃーにゃー鳴きながら登場。
恐がり三毛も建物の影から顔を出す。
その場でおふたりにウェットを。

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その間に給餌小屋の中に置き餌をセット。



6軒目は、犬チーズと猫チビ&千夜ちゃんのお宅。
11月26日の日比さんのブログには
「今日はチビがいなかった。雨の中どこへ?」とある。
(26日のブログ→

チビは10月にも行方がわからなくなり、
数日後、傷を負った姿で戻って来たことがある。

残念ながら今日もチビは居なかった。
日比さんがおっしゃるには
チビを最後に確認したのは23日だそうで、
もう5日間、姿を見た人が居ない。

「また前みたいにフラっと出てくるでしょ〜」
と軽く考えることは出来ない。
前回だって、フラリとどこかへ放浪していたわけではない。
あの傷。
獣に襲われ、追われ、傷ついて身を潜めていたのだ。
それでも、チビはまた同じ場所で過ごすしかなかった。
獣に襲われる危険のある、同じ場所で。

何回怖い思いをしたら、
どのぐらい深い傷をおったら、
救いだしてもらえるのだろう。

ついに二度と帰ってこなかった時、
あるいは痛ましい姿を発見した時にはじめて、
「あの時助けてやれば…」と後悔するだけなのか。
そうなってから流す涙なんてなんの意味もない。
なぜチビが、猫が、犬が、
こんなにもがんばらなくちゃいけないんだろう。

千夜ちゃんとチビはいつも一緒だから
千夜ちゃんもきっと怖い思いをしたはず。

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ねえ千夜ちゃん、チビはいまどこにいるのかな?

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ねえチーズ、チビになにがあったか知ってる?

そうして、結局わたしも
チビを探してあげることは出来ず、
この場を去るだけのヒトなのだ。



7軒目はお隣の「三本足」のお宅。
マガリが居た。
縁の下に隠れながらお食事。

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「はやく帰ってください」



8軒目は、噛む犬クーのお宅。
クーは、チーム銀次のシーザーこと宿六さんのおかげで
「噛んだことはあるけど、今はお散歩にも行ける犬」になった。
けど、今回は諸事情により、散歩チャレンジはしなかった。
ごめんなさいね。

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クーの居るハウスの真ん前に、
フレコンバッグがドーンと置いてあった。
なぜここに置く必要が???
失礼しちゃうよ、まったく。

今日は猫の姿は無かった。



9軒目は、花卉農家(クラクション)のお宅。
プップーとクラクションをならしたら、
にゃーんと猫の声。

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にゃんともかわいい下膨れのキジトラ


でも、君、ここん家の子ではないよね?
なのにクラクションに反応するとは!

給餌場所にウェットをセットし、
帰ったふりをしてのぞきに行ったら、
ヒゲちゃんが居た。
わたしは見れなかったけど、
シーナさんがフサの後ろ姿も見た。
たまちゃんとアカはどこにいったのかなぁ……。



10軒目は、こざくらちゃんのお宅。
前回に続いて、猛烈に空腹のようだった。

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シーナさんに揉まれながらも食べ続けるこざくら


食後はぬれ縁でグルーミング。

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グーパーサービスに
観客(シーナさんとわたし)の黄色い声援が飛ぶ。

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「どうせ帰るんでしょ?」


わたし達が車に戻ったとたん、
烏が二羽、舞い降りてきた。
置き餌のドライ狙いだろう。
こざくらがドライを食べられることは少なく、
人が来た時に貰えるウェットだけで
生き延びてるのではないかなと思う。



11軒目は、噛まない犬クー。
前回写真を撮り忘れたので、
今回は忘れないように!

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にゃはは


おやつをあげたら、
さっそく穴をホリホリして埋め埋め。

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お鼻に砂がついてますよー

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「きにしない〜!」


鶏さんには小松菜を献上。

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こんなふうに凧糸で吊るしてみた



チャッピーのお宅は
お家の人が帰っていたようなので通過。



12軒目は、公民会前のお宅。
メエメェとマァマァは
前回同様、激しくお腹が空いてる様子。
うーん、お家のかたの帰宅頻度が減ってるのか、
ボラの立寄り頻度が減ってるのか・・・。
縁の下の置き餌は、今回も一粒も残っていないから、
ここも獣たちに喰い尽くされてるのだろう。

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食べても食べても足りない様子のふたり

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居着きの恐がり茶トラ、半身

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最終的には全身お披露目


やっとやっとやっと落ち着いたおふたりさん。

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メェメェ

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マァマァ



13軒目は、初めて行くシロッチ(犬)のお宅。
お家のかたが留守の時、
シロッチは鍵付きの建物の中に居るので
姿を見ることは出来ない。
今日の目的は、お腹の弱いシロッチへのフード配達。
from チーム銀次ですよ。

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たくさん食べてね、シロッチ!

(つづく)
posted by inukaki at 19:14| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月13日

10月10日飯館村、みなさんおひさしぶりです…2

クロ銀は、まずは午前中に行くはずだったのに
行けなかったお宅から。

6軒目は犬チーズと猫チビ&千夜ちゃんのお宅。
一週間ほど姿が見られなくて、
ボランティア達が心配しまくってたチビが
前日、日比さんの前に姿を表したということで、
チビに会えるのを楽しみにしていたのだ。

チビはいつものように小屋から出て来てくれた。
チーーービーーーー!!!
変らないチビの姿に感激。

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「ひっさしぶり〜」


足の付け根あたりの傷は
かなり痛そうに見える。
チビ、なにがあったの?
ハクビシンと戦っちゃったの?
野生動物がきたら、
千夜ちゃん連れて全力で逃げるんだよ。
お願いね。

チビと千夜ちゃんのご飯をシーナさんにお任せして、
わたしは犬チーズとお散歩へ。

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にゃは


飯舘村は快晴で、ちょっと動くと汗だくになるほど。
「もう寒くなってきたから…」
と持ってきたポットのお湯もカイロも使わずじまい。

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シーナさんが手にしたおやつにロックオン


チビの怪我の経過は
日比さんが毎日寄ってみてくださるそうで
ひとまず安心ではあるけれど、
でも単純に「よかったね〜」
というハナシではないことぐらい
ここを訪ねるボラ達はわかっている。
結局は、チビを傷つけた野生動物が居るこの場所に
そのままチビを置いていかなくてはならないのだから。
「危ないから夜はお家に入ってなさい」
そう言ってあげられないのだから。
彼らに「がんばってね」と
お願いするのはあまりにも酷。
わかってるけど、
最後はいつも言ってしまう。
「がんばるんだよ」
「野生動物が来たら逃げるんだよ」
「元気でいてね」
「また来るからね」

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引き続き、取りこぼしたお宅。
8軒目は「噛む犬クー」。

宿六&隊長組が訪問した時、
シーザー宿六がクーを散歩に連れ出すことに成功!
すばらしい!
その時のブログを熟読して、
わたしもやってみよう!と挑戦。

唸るクーを無視して
躊躇なく近づき、リードを見せる。
首をちょっと下げたところで
首輪をつかもうとしたら
ガウガウガウガウッ! 
大激怒!!!
ス、スミマセン! 
わたしが散歩に行こうなんて100年早かったっす。

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飯だけは進呈できました

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猫はこちらのかた1匹のみ



9軒目は一転して和やかモードのこざくら様のお宅。
除染まっさかりだったので、
アプローチ手前に車をとめ、
爆音で工事中?の作業員さんに
ご挨拶しながらこざくら様の元へ。
玄関前で転がっていたこざくら様、
「ちょっと〜、下僕たち、おっそ〜い〜!」
と文句にゃーにゃー。
パウチをほぐすのも待てないほど
お腹が空いてた様子。
すみません、お待たせしました。
パウチ2袋完食。
カリカリは一日分(少量)を置いて。

満腹になって、やさしさを取り戻したこざくら様。

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惜しみないゴロンサービス

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「写真は別料金よ!」

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引きで見てみるとこんな感じ

かわいい、かわいすぎる!
もうこれは罪!罪!罪!

でも何事にも終わりはあるもので、
わたしたちクロ銀、
最初っから出遅れてるので、
次のかたもお待ちなのです。
こざくら様、失礼いたします。

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「下僕たち、行くのね…」



10軒目は、ふたりとも初めての
噛まない犬クーのお宅。

黒くて長毛で大型犬なので、
飯舘村一の引きの強さをほこる
大倉のライフを思い起こさせる。

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これがライフ。
Izumiさん撮影の画像を拝借(銀次親分日記より)

もしかしてすンごい引きが強かったら…
と心配だったけど、そんなでもなかった!
クーの家の前の道が除染作業中で
人も音もトラックも凄いせいか
あまり歩きたがらなかった。
はやく終わるといいね。

ご飯は一粒も残ってなかった。
奥の鶏のお水もドロドロ。
お家のかた、しばらくご帰宅されてないのかなー。
あ、写真を撮り忘れました。
なんと、シーナさんも撮り忘れたそうで
ごめんね、噛まない犬クー。



11軒目はクーのお隣、チャッピー宅。
クーの散歩中、玄関前に車が止まってるのが見えたので
ご帰宅中かも?と思ったけど、念のため行ってみた。
クーと同じで、ご飯は一粒も残っておらず、
水も汚れてた。
通過しなくてよかった。
チャッピーともお散歩。

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西日に輝くチャッピー

さぁ、次に行かねば!



12軒目はメェメェマァマァのお宅。
朝、佐須に向かう時にお家の前を通った際、
メェメェだかマァマァだかが
玄関先でひなたぼっこしてるの目撃した。
「あ!いた!先にご飯あげていっちゃおうか?」
でも、後続車があったのでそのまま通過。
「ま、いっか。後ですぐ行くもんねー」
なんて言ってたけど
佐須で時間を使い過ぎてしまい、
前半の部では寄ることが出来なかったのだ。

「おまたせー!」と声をかけると
さっそくマァマァが。
つづいてメェメェが。
ふたりとも腹ぺこの様子。

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「おっそーーーーーい!」



いつもの縁の下をのぞくと、
お皿が片付けられてる???
当然ながらカリカリもひとつぶも残ってない。

ひとり2パウチ食べてもまだ食べたりない様子。
でもあんまり一気にたべて
ゲーしちゃったら意味ないし。

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こちらはマァマァだそうです(Izumiさんより)


そうだ!
猫に大人気のいなばのチュールってやつを
買ってきてたんだ!
おふたりとも大喜びで一本完食。
まだ欲しそう。
かつおだしスープをあげたら
それもペロリと完食。

あ〜、チビと千夜ちゃんにも
チュールをあげればよかったー!
今度持って行こうっと。(自分memo)

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こちらもマァマァ(Izumiさんより)

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メェメェのまともな写真はコレしかなかったー

メェメェは耳のてっぺんをカットした
「さくらネコ」タイプだそうです。
Izumiさんに教わりました〜ありがとう〜。

ちなみに、
現場では、鳴き声で判別できる。
メェメェは本当にメェメェと鳴くのでね。

さて、今まで通り縁の下にカリカリを
置いていいのか迷うけど、
一応二皿、置いておいた。

そんなに仲良しって感じじゃないおふたりさんは
それぞれ距離をとってグルーミング。
これから寒くなるから
そんな日はくっついて暖をとるのだよ。

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それぞれの時間

あぁ、、、、また冬が来るのかと思うと
心がざわつく。
また小屋ごと雪に埋もれたりするんだろうか。
また水もフードも凍ってしまうんだろうか。
またこの冬も家に戻れないんだろうか。

次は、本名シロ、あだ名がプラッチ、
合体してシロッチのお宅。
の予定だったけど、時間的に無理だ・・・
ということで寄りませんでした。
ごめんね、シロッチ。

クロ銀、須萱へ向かう。

須萱は昨日一昨日とボラが入ったそうで、
飢え飢えなことになってないという情報。
(と言っても、一日一食たべてるだけだけど)



13軒目、猫数匹のお宅。
シーーーーーン。
とりあえずご飯の用意をしてたら、
いつもの薄三毛ちゃん登場。
でもご飯皿をどうぞって差し出したら
「ん〜、これか〜(溜息)」な感じ。

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「他になにかないのかしら?」


じゃあじゃあ焼きカツオを!

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「あなた達いつも焼きカツオね」


もう一匹キジ三毛みたいなのが出て来たけど、
そのコも「これか〜(溜息)」な感じ。
それでも私たちが去ったら、
ノロノロと食べ始めてくれた。
ひとまずホッ。

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14軒目は、うっかり通過してしまった
母子猫のお宅へ戻る。
ふたりとも居ました。
でも恐がりのお子さんは縁の下へ。

お母さんはかなりボロボロになっている。
この冬、越してくれるだろうか・・・心配。
カロリーエースを1缶飲みほし、
続けてパウチも2袋食べる。
食欲はある。
お子さん用に用意したお皿からも食べてた。

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お母さん、赤い汁が目から……

もう一匹、どこかからやってきたコ。
カップのご飯を置いておいたら食べた。

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シーナさんがそのカップに
更にパウチを追加。
それも食べた。
よかった。

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食後のお母さんとお子さん



15軒目はゴルゴと息子さんの家。
ゴルゴ。
涙やけのせいでお母さんなのにゴルゴ。
もちろんあだ名。

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「ひどいわ」


おやつをあげたら、
背をむけてほんのり隠しながら食べてた。

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サツマイモのようなゴルゴ


息子さん(実は性別不明)は
相変わらずビビり。
水、カリカリ、ウェット、
運ぶそのたびにいちいち部屋の奥にひっこむ。
いいのに、そこに居れば。

昨日、ワイヤーが絡まってたのを
ボラではいったかたが外してくれたそうだ。
息子さんに触れた人がいたのだ!
きっとガウガウ言うタイプではないんだね。

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「あ、見つかった!」


16軒目は道に面したお宅。
猫の姿無しだったので、
玄関前にカリカリとお水を。
ハチくん、後で寄ってくれるかな〜。



さて、最後!
17軒目は倒壊した蔵のお宅。
かわいい下膨れの茶トラは居なかったけど、
二匹ほど目撃。

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相変わらずピントのあわない写真ですみませんね。
二匹、待機してます。

後で食べてねー。


ってことで終わたーーーー!!
16時を過ぎておった。
早く終わらせて早く帰る、
という予定は既に崩れ去り
いつもと同じような終了時間となりますた。

お風呂屋さんでオレ銀のふたりが帰るところに遭遇。
クロ銀よりもたくさんのお宅に訪問してるのに
終わるのはクロ銀よりも早い。
すばらしすぎる、富士山登頂ペア!

今回、全行程を運転してくれたシーナさんに感謝。
チーム銀次各部のみなさまにも感謝。
仁義箱にいただいたお金でフードやら消毒液やら
犬猫達に使うものを買わせていただきました。
ありがとうございましたーーー!

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白木もお留守番おつかれーーー!

(おしまい)
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10月10日飯館村、みなさんおひさしぶりです…1

なんと、7月4日以来の飯舘村。
村の犬猫の状況を思えば
「楽しみ♪」なんて言うのは不謹慎だけど、
でもやっぱりみんなに会えるのが
楽しみで楽しみで……。
なにより、家を出る少し前に、
行方不明だったチビがみつかった!という朗報が!!

さて、10月9日の夜9時に待ち合わせして
飯舘村へ向かったクロ銀号。
運転はシーナさん。
シーナさんの車(黒色)で、
運転者一人(シーナさん)で、
っていうのは初めて。
そういう意味では「初めてです♡」ってことに
していただいて・・・。


安達太良SAの自販機&ウルトラマンの前に車をとめ、
だれかがジュース買うたびに叫ぶウルトラマンに
怒りを覚えながら仮眠するという失策からスタート。
だいじょうぶか、クロ銀!

ちなみに、この日はチーム銀次のオレ銀号も出動。
クロ銀よりも遅く出発して
クロ銀よりも早く始動する屈強ぶりで、
クロ銀のかわりにたくさんのお宅をまわって下さいました。
ありがとー、豆川ペア!
(オレ銀は富士山登頂経験有りの屈強な2人組)

さて、ウルトラマンに邪魔されつつ仮眠を終え、
コンビニでコーンスープを飲んでから佐須へ。

1軒目のミミタのお家。
「ミミタ〜!」と呼ぶと
「ニャ〜!」とお返事。
玄関のガラスにミミタの姿がうつる。
一生懸命ドアを開けようとしてるミミタ。
でもそこ、白木のおばちゃんは
開けてあげられないのよ〜。

シーナさんに誘導され、
二階の猫窓から外に出ることを思い出したミミタ。

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「おまたせ〜!ミミタにゃ〜!」


and はじめましてのチビタ(仮名)。
片目が無い。大変人懐っこい。

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「はじめまして。チビタ(仮名)です」


ふたりとも二階のベランダをうろうろして
にゃーにゃー泣き叫ぶ。
ミミタは下に降りたくてしかたない様子。
でもどうやって降りるのか、
降りたらどうやって登るのか、
足場になりそうな場所が見つからない。

その時、ミミタはいいことを思いついた。
「白木のおばちゃんを踏み台にしよう!」

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踏み台(わたし)目線の画像。ミミタの腹。


ミミタ、ご飯は全然要らないみたい。
それより遊びたくて仕方ない。

チビタ(仮名)も、ベランダで「遊ぼう遊ぼう」と
くるんくるんひっくり返って誘ってくる。

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「なにして遊ぶ?」


か、かわいいよー、ふたりともーーーー!!

なごり惜しいですが、
この時点で大変出遅れてるクロ銀号、
そろそろ行かねば。
・・・の前に、ミミタを二階のベランダに戻してと。

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「BBのおば…おねえちゃん、ありがとう」


じゃあねー!元気でねー!

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2軒目のお宅を探して、早くも迷い道クネクネ。
やっとたどり着きましたー。

フサフサ猫が屋根裏からひっそりと顔を出してくれたので
はりきってウェットを用意。
カリカリも新しいの入れましたよー。

わたしたちが去ったのを確認して、
屋根裏から降りてきた。
ゆっくり食べてね〜。

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ネコ、ココにいます



3軒目も迷いに迷ってやっと到着。
ココちゃん(ハチワレ母さん)の家。
姿無しでした。
後でご飯食べてね。



4軒目はわりとスムーズに到着、ミーちゃん家。
「ミーちゃん!」の声にすぐに登場。
「あれ?こんなコだったっけ?」とシーナさん。

それもそのはず、5月に会った時は
すっかり痩せ細り、足をがくがくふるわせていたのだ。
冷たい雨がふってたせいで、せつなさ倍増だったし。

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「10月のミーちゃんでーす」


すっかり元気になっておられた。
お尻から回虫さんがコンニチワしてたので、
シーナさんがとってくれた。

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「ありがとう、BBのおば…おねえちゃん」

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ミーちゃんのかわいい後頭部。

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ミーちゃんのかわいいあんよ(爪、シャキーン☆)

ミーちゃんはご存知ないかもしれませんが、
実はクロ銀号、かなり遅れをとってるのですよ。
なので、名残惜しいけれどこのへんで・・・。

※ミーちゃん家のまわりには猿がいっぱいいますが、
庭の栗を狙ってるだけで、
ヒト=食べ物 という認識は無いようです。
栗拾いの邪魔さえしなければ大丈夫そう。




5軒目は除染まっさかりのお宅。
お歯黒猫チーズのお宅と、
犬の木林森のお宅。

除染まっさかりで作業車の出入りが多く、
3回も車の駐車位置を移動。
一度は、ちょうど犬の散歩に出るところだった為、
10分ほど待っていただいたりも。
すみません、犬散歩優先させました。

いやー、それにしても
木(もく)と林(はやし)の小屋は遠かった!!
行くだけで息がきれるほどに。
散歩から戻り、もう一度車に荷物を取りに行って、
再び木林の元へ行ってお給餌。
忘れ物があっても取りにいけない遠さ。ひーっ。

小屋まわりのウン掃除して、
小屋の中を掃き掃除して、
ちょっとはスッキリしたかなー。

あまりに大変すぎて
写真を撮り忘れた。
シーナさんが数枚撮ってくれてるはずなので
カミングスーンでお待ちください。

車に戻ったら、猫宅のお母さんがご帰宅されてたのでご挨拶。
「はなちゃん、元気ですか?
わたし、はなちゃんの大ファンなんです!
はなちゃんの写真、部屋に飾ってるんです!」
と興奮して話しかけるネコ変態。
お母さん、ひいてたかしら……すみません。

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飯舘村の白木ことはなちゃん。
Izumiさん撮影の画像を拝借(銀次親分日記より)


はなちゃんは体調を崩した為、
お母さんが仮設に連れていったのだった。
肺に水がたまってたそうだ。
「かわいそうになー、
3年もがまんしてんたんだなー」とお母さん。

今は毎日ジャラしで遊ぶぐらい元気だとか。よかた。
「でも外に出れないから可哀想だ〜」とおっしゃるので
「外に出ることよりも
お母さんと一緒にいられることのほうが
幸せなんですから!」と言ってはみたけど、
やっぱりこの辺の人達はみんな
「猫は外で自由に生きるもの」と思ってるのだろう。

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同じく飼い猫のチーズ。


お母さんはチーズも連れていきたいのだけど、
お父さんが反対してるそうで。
その理由が・・・

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「にゃ、にゃによ・・・」


「チーズはかわいくないから」(byお父さん)



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「がーーーーーん」


「なーにを言ってるんですかー!
チーちゃん、かわいいですよ!
ボランティアのみんなにも人気あるんですよ!」
と迫るネコ変態。

いや、でも、お母さんはどのこも
可愛く思ってらっしゃるようで、
「いずれは飼い猫全部連れていくつもりだー」
と言ってた。

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お母さん、ホントにお願いします!


実のところ、ここのお宅には
居つきの猫もたくさんいるので、
このお宅がなくなったら、
そのネコ達はどうしたらいいのだろう…
という心配もなくはないのだけど……。

シーナさんが猫給餌してる間に
わたしは森くんとお散歩。
森くんは、夏と同じ場所にひとりで繋がれていた。

相変わらず、行きよりも帰りのほうが
足取りは軽いけど、
お散歩を拒否することはない。

お待ちかねのウマウマ。

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ウマウマウマウマ


そうそう、今回は
ワンコ用に白飯を炊いてきた。
いつもより喜んでるかどうかはわからないけど、
みんな全部食べてくれた。
次も持って行くねー!(自己満足)

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「ごちそうさまー!」


森くんのウン掃除をして、
小屋の中を掃き掃除してたら、
なんと既に10時50分を過ぎていた!!
今日は11時に役場で日比さんと豆川さんと
待ち合わせしてるのだった。

それまでに終わらせる予定だった
数件をパスして慌てて役場へ。(遅刻ですが)

途中休憩をいっさい取らず
おやつも飲み物も摂取しわすれるほどがんばった!
……つもりだったけど、11時迄にまわれたのは、
佐須の5箇所のみだった。
みなさん、すみません・・・・。

役場で午後の訪問先を相談。

(つづく)
posted by inukaki at 20:15| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月07日

7月4日飯舘村、散歩は無しで。その2

さて、後半戦。

21軒目、小宮の黒猫。
牛舎の中でご飯をパクパク。
雨に濡れちゃうから出て来なくていいよー
って言っても着いてきちゃう。
びっしょり濡れて寒かっただろうなぁ…。

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お見送りされると辛いのよ


ここから先は、わたしは初訪問のお家が続く。

22軒目、葉タバコのお宅。
キジトラさんが一匹、ご飯を食べに出て来てくれた。

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この後、18軒目の親子猫東のお宅に忘れ物を取りに戻る。
あぁスミマセンスミマセンスミマセン・・・・


23軒目、サロン。
「トラックの下に茶トラが居るよ」と豆川さん。
わたしは見られなかったけど、居たなら良かった。


24軒目、工務店。
仮名:大工という茶白のコ。
ふんわり茶白で少し怖がりでちょっぴりブタ鼻の
かわいいコでした。

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25軒目、アプローチ最長の家。
が、アプローチ入り口に「除染中」の立ち入り禁止コーンが。
「このアプローチ奥の家のネコにご飯をあげたいのですが……」
と作業員のかたにお願いしたら、
「今、重機が入ってるから…ちょっとお待ちください」
と携帯電話でどこかへ連絡してくれて
「わたしの後にゆっくりとついてきてください」と。
車でそろりそろりとアプローチをあがっていくと、
さきほどの作業員のかたの指示でショベルカーが移動。
あぁ!そんな斜面のほうにいったら転がり落ちちゃうよー!
そこまでしてくれなくていいよー!
とハラハラドキドキのオレ銀メンバー。
車一台が通れるスペースを作って通してくださった。
ありがたい。

ここにはたくさんのネコが居るらしい。
給餌するヒトの動向を茶トラが見張っていて、
ヒトが居なくなったところで仲間に合図して(←想像)
みんなわらわら出て来るらしい。
さっさと帰るからゆっくりお食べよ〜。

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これが(わたしの中で)有名な「見張りの茶トラ」


26軒目、石材店のお宅。
広くて風通しの良い作業場がネコの居場所。

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キジシロが一匹

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つづいて茶トラ

この茶トラの後ろにももう一匹控えているようだった。
色柄はちょっと解らなかったけれど。

この3匹は居つきのコ達で、
石材店の飼い猫は白ネコのチロ。
肝心のチロの姿が無い。
「チロ〜〜っ!」
三人で呼びまくってたら、チロ登場!

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これが(わたしの中で有名な)石材店のチロ!

飼い主さんがチロの里親募集を決心されたそうです。
可愛がっているチロを
この状況でひとりでがんばらせてしまう辛さと、
あと少し我慢したら一緒に暮らせるかもしれないという希望と、
きっとたくさん葛藤されたんだと思う。
「あと少し我慢したら…」のはずがいつのまにか3年だもの……。

チロの写真はコチラのIzumiさんブログで見てください→

小柄でなつっこいチロ。
ダブルキャリアの可能性もあるようだけど、
一匹で飼うなら問題無し。
お家の中でヌクヌクと甘やかされた老後を過ごして欲しい。
チロ、里親様募集です!


27軒目、大火のネコ宅。
ネコの姿無し。
ボックスにウェットを置いて。

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28軒目、やますそのお宅。
薄い茶シロのコが待っていた。

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首に傷があるように見えた


以上の7軒は、わたしは初訪問。


さて、ラストスパートはお馴染みのコ達のお家へ!


29軒目、タヌタヌのお家。
前回、豆川さんとシーナさんが訪ねた時は
玄関を開けたとたんに、
みにゃさんが横一列に整列して待ってらしたそうで。
ということで、
玄関を開ける前に
それぞれカメラの準備を整える。
「開けるよ〜!」と豆川さん。

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本日のフォーメーションは縦並び

「エグザイルみたいだね」とシーナさん。
「ZOOみたい」とわたし。
まぁほぼ同じことよね?(違うの?)

全部で5〜6匹だったかなぁ…
数える気力を失ってました、スミマセン。

三毛ちゃんが一匹、玄関から外に出てしまった。
扉を閉めちゃっていいのかなー、
どこかにネコ穴あるかなー、
きっとあるよねー、と心配しつつ、
閉めないわけにいかないので閉めました。


30軒目、クルッポのお宅。
シーン・・・・
またもや大声で呼びまくるオレ銀メンバー。
クルッポ&スミダ登場。

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クルッポ。痩せた気がするけど夏毛なだけかな〜、、、


長いことお口が痛そうなスミダ。
でもカロリーエースはあんまり…な感じだったので
今日はクリーミータイプのパウチを進呈。
食べてくれるかな〜。

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油舐め妖怪みたいなスミダ。食べてくれました


もう一匹いるらしいけれど、姿無し。
(memo:放たれ犬用に庭の犬小屋の中にフードを置くこと/日比さんブログより)


31軒目、GS横。
冬からずっとずっとボロボロで
カロリーエースだけで生き延びてるシロ。
一番心配なシロ。

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居ました。ホッ。

ちょっとフカフカになったかな??

日比さんのブログでシロの姿が見られないと
「もしかしたら……」とすぐに悪い方に考えてしまう。
そのぐらいシロの状態は悪い。
ずっとずっと悪いのだ。

毎日カロリーエースを運んでくれる日比さんのおかげで、
村のマイクロバスで帰宅されるお母さんのおかげで、
シロは生き延びている。

「生き延びてる」なんてヒドイよな。
ただ普通に「生きる」ことが難しい場所なのだ。


32軒目、山木屋のお宅。
グレーのハチワレが姿を見せてくれた。

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警戒しながらモグモグ

厳しい顔つきになってしまってるけど
本当は美形のネコだと思う。

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緑がモリモリ育っていて
庭が狭くなっていた。
この場所ももうすぐ除染が始まるらしい。
居つきのネコがたくさんいるこの場所、
ネコ達はどうなるんだろう。

除染してもしなくても心配はつきぬ。

ということで、本日の給餌終了〜っ!!


今回のミッションは、なにはともあれ「給餌」。
散歩しなくても死なないけど
ご飯と水が無かったら死ぬ。
だからとにかく飯を、なるべくたくさんの犬猫の元へ。

飯舘村のたくさんの犬猫の給餌状況を
把握されている日比さん。
知ってるコが一匹増えるごとに
心配がひとつ増える。
日比さんはどれだけたくさんの「心配」を抱えて
毎日を過ごしてるのだろうか。

日比さんのブログ→

帰りに「銭湯」へ。
広くて他人と入るお風呂が好きじゃないから、
温泉や銭湯は苦手。
温泉は、入った後に具合が悪くなるので特に。
今回は温泉じゃないよ〜…ってことで
入ってみようかな…と挑戦。
銭湯……今まで行ったことあったっけかな〜?
もしかしたら初体験かもしれない。
冷えた体が暖まって
なかなか気持ち良かった。

夜の高速をつっぱしり(シーナさんと豆川さんが)
11時半頃に浅草到着。

終電が微妙だったので
シーナ家の車で家まで送ってもらった。

車を出してくれて、
村内の運転を担ってくれた豆川さんと、
高速道路をつっぱしってくれて
ウチまで送ってくれたシーナさん、
ありがとうございました。

運転出来ない、車も持ってない、
ゴミも持って帰らない、体力も無い、
オマケに終電にも間に合わない。
いったいわたしは何の役に立ってるのだろうか?
今のところ思いつかないよ・・(オイオイ)


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白木も留守番ありがとう

今回も仁義箱の寄付でフードを購入させていただきました。
Call My Nameに寄せていただいたフードも
使わせていただきました。
ありがとうございました。

そして、心配組のエフのみなさま、
いつもありがとうございます!

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白木を吸って英気を養う

[おわり]
posted by inukaki at 20:39| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月4日飯舘村、散歩は無しで。その1

7月4日、ちょいと緊急で飯舘村へ犬猫給餌へ行くことに。
今回も、車(オレ銀号)を出してくれる豆川さんと、
福島弁通訳のシーナさんと、
今のところ役に立つ気配を感じないわたしの三人で。

出発前にギャラリーエフで
代わる代わるすずのすけを吸引。

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ごちそうさまでした♡
いってきま〜す!


すずのすけがエフにいる経緯はコチラ→


豆川さんとシーナさんの運転で深夜の東北道をひたはしり
いつものコンビニで朝食をとったのは
朝4時過ぎぐらいだったかしら?
白々と明けて行く空をながめながら目的地へ。

1軒目、ひさしぶりのかわいこちゃん。

2軒目、須萱の母子宅。

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わたしたちが到着した時、
猫の背後にある大きな植木鉢の中に
母子でみっちり身を寄せ合って入っていた。
今朝はちょっと寒いものね。

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こちらはお母さん

風邪をひいていたらしいお母さん猫、
目のまわりのグチュグチュもだいぶ良くなってる様子。
恐がりのお子様は撮影出来ず。


3軒目、タヌキ対策の高床式ボックス発祥の地のお宅。
「ごはんよ〜!」「にゃ〜っ!」と
しつこくシツコク叫び続けていたら、
薄三毛のかわいこちゃんが渋々登場。
ここには数匹の猫がいるはず。
「顔出さないとアイツら叫びつづけるぞ」
「誰か行ってだまらせろよ」
「オレ行きたくねー」
「あたしだってイヤよー」
最終的に、みんなでニャンケンして、
負けてしまったこのコが仕方なく登場……たぶんそんな感じ。
考えてみたら、早朝すぎて
みんなまだ寝てたのかもしれない。
大声出してスミマセン。

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「ご飯食べて♡」というリクエストに答えて渋々と


4軒目、母子犬宅。
母犬ゴルゴは「噛む」と言われていたけれど
すっかりフレンドリー。
でもブラッシングするとお怒りになるらしい(Izumi情報)。
お母さんにはウェット、息子さんにはウェットとカリカリ。

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涙ヤケのせいで上村さんに『ゴルゴ』と名づけられたお母さん犬

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恐がりの息子さんは一軒家暮らし


5軒目、玄関先給餌のお宅。
猫の姿無く、帰ろうかと思ったら
白黒ハチワレのコが登場。

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ネコとフレコンバッグと花と

俄然張り切ってパウチを用意。
腐りやすいこの季節、姿を見ないところで
ウェットを置き餌するのは危険故、
「食べてくれるコ」と出会えるた時は
嬉しさ倍増なのだ、ニンゲンのほうが。


6軒目、倒壊した蔵のお宅。
三毛猫がチラリと。
ウェット給餌。

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注:この写真に猫は写ってません


ここからぐぐーんと移動して久しぶりの犬まみれ地区へ。


7軒目はチロ〜〜〜っ!!!!

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白目をむいてご飯にがっつくチロ

チロはヒトのことが大好きなので、
ご飯も食べたいけど、ヒトとも遊びたくて、
なかなか落ち着いてご飯を食べてくれない。
食べてる間に帰っちゃったらいやなんだよね。
今日は先を急ぐのでお散歩に行けなくて
本当に申し訳なかった。


8軒目、母子犬宅。
玄関前のお母さん犬の小屋が無い。
撤去されて奇麗に掃除されていた。
お母さんは高齢なうえ乳がんをわずらってると聞いていたから
「死んじゃったんだ……」と。。。
がっくりとしながら息子さんと鶏に給餌をしていたら、
豆川さんが、「お母さんこっちに居るよー!」と。
通りがかった見守り隊のかたが教えて下さったそうだ。
理由はわからないけれど、小屋の場所を移動したようだ。

うぅ、生きていてよかったよ…と思うと同時に、
ただ「生きていてくれ」と思うだけってズルイよな…と思った。

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お母さんのジョン。ゆっくりゆっくりご飯を食べる

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息子さん(娘か?)のプー。気配を消すのが上手すぎる

鶏は一羽になっていた。
野菜を持って行かなかったので
シーナさんがはこべを摘んであげてくれた。
お水をあげたら沢山飲んでいた。
この地区に行く時は鶏用の生野菜必須。


9軒目、さくらファミリーのお家。
ニンゲンのお父さんが帰宅されていた。
「早いね」と言われた。
うむ、確かに早朝すぎる。6時ぐらいだったかしら……???

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フレンドリーな黒柴のさくらちゃん
「誰にでもシッポふるから番犬にならねぇんだー」とお父さん。

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オッサン顔したいちごちゃん(♀)
猪や猿を追いかける勇敢な娘なんだそうだ。
でも猿は賢いから、鎖に繋がれてる時は
団体で襲いかかるんだそうで……。
いちごちゃん、どうぞケガなどしないように……。

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ミルクちゃんとお父さんと、お母さん?!
・・・ではなくて豆川さん

庭に散らばるゴミ(?)は、
ミルクちゃんがどこぞから持って来ちゃうんだそうだ。
収集癖のある娘らしい。

ミルクちゃんの兄弟犬は
ご近所のお家に貰われていったそうだ。


10軒目、犬4匹のお宅。
チャコ、イル、マル、スロ。

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スロはご飯よりヒトが好き。お耳ぺったんこ

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来た時は大歓迎だったお母さんのチャコ。
帰りは「どうせ帰るんでしょ」の顔。ごめん・・・



11軒目、ホタテちゃんとオッサン犬3匹のお宅。

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オッサン1号
一番デカくてイカツイけれども一番ビビりん坊。

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オッサン2号
一番小さくてコーギー並みに足が短い

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オッサン3号
優しい片目のオッサン(後ろ姿でゴメン)

そしてこの3匹のオッサン(ホントの♂♀不明)を従えてるのが
このお方。

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ホタテちゃ〜〜〜ん!!
ホタちゃんは放っておくとドッグフードも食べちゃうぐらい
自由奔放傍若無人。
3匹のオッサンはたじたじなのであった。


12軒目、犬5匹のお宅。

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3本足の知的なチャック

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こちらのニッコリさんはクロちゃん

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陽のあたらないガレージに居るアクア
人恋しくて悲痛は声で泣き続ける。
ずっとアクアと一緒にいてくれる里親さん募集。
10kgの柴犬風のコです

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ひきこもりのチビ
人が居る間は絶対に小屋から出て来ない。
「感情」を持ってないように思える。
ゆっくりとチビと向き合ってくれる里親さん募集。
全体像を見たことがないので大きさがよくわからないけれど
12kgぐらいかな〜の柴犬風のコです

チーム銀次のあやこ隊長の生き別れの妹と言われている
巨体犬ライフの小屋まわりはフンまみれ。
ほうきで片付けられない下痢便があったので
最終的にはホースを使って掃除。
デッキブラシが欲しいなー。
肝心のライフの写真は撮り忘れました・・・。


13軒目、犬のメイちゃんと三毛猫ミィちゃんのお家。

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ミィちゃーん

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かわいいからもう一枚

アプローチを歩いてる時から
メイちゃんの悲痛な叫び声が山間に響く。
寂しいもんね。
一秒でも早く来て欲しいもんね。

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おまたせ、メイちゃん

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本日は諸事情によりお散歩に行けなくてゴメンナサイ


14軒目はおとなりのメリー。

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メイちゃんを連れてメリーのところへ行ったら、
メリーもお散歩へ行けるかも、
と作戦を練ってからまだ一度もチャレンジしてない。
いつか、いつか、、、って今日も出来なかった。
ゴメンナサイ。


15軒目は、畑犬。この地区の最後の訪問地。
器の中の残ったフードに虫が湧いて、
水は緑色のドロドロで、、、。
器を持ちあげたとたんに小さな虫がブワーっと飛び立ち
「ぎゃーっ!」と悲鳴をあげて
驚かせてゴメンナサイ。

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畑犬1号
小屋から出てご飯を食べてくれた。

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畑犬2号
わたしたちが車に戻るまで
ご飯を食べずに小屋に潜んでいた。

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このコ達が「楽しい」と思えることが
ひとつでもあるといいな・・・・


16軒目、噛む犬クーのお宅。
わたしは初めてです、こんにちは。

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緑のトンネルの中のクー

手の匂いを嗅いでもらおうと思ったら
「うー」と唸られたので、ちょっと用心。
小屋の奥にあるというドライ入れを取るのは断念して、
ウェットだけを給餌。

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かわいい黒猫ちゃん、こんにちは

もう一匹のグレーのコは見なかった。


17軒目、親子猫西側のお宅。

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今日は「帰れビーム」を浴びれなかった。
雨だし。きっとどこかでまったりしてるのでしょう。


18軒目、親子猫東のお宅。
こちらも姿無し。

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スライド式板戸の下をゴムマットで覆う。
野生動物対策があちことで少しずつバージョンアップしてる


19軒目、噛まない犬タロウと猫たくさんのお宅。
本日は諸事情により犬の散歩は一度も行っていない。
「お散歩行きたいなぁ…」と助手席でブツブツ言うわたしに
「じゃあタロウの散歩行く?」と豆川さんが。
行く、行く、行くにきまってるー!!

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本日最初で最後の犬散歩withタロウ

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お付き合いありがとうございました、タロウちゃん

ボラのみなさんの根気づよい愛情により
タロウはすっかり「フレンドリーな犬タロウ」になっていた。
最初にタロウに会った時から
「怒ってるようには思えないんだけどなー」と思っていたけれど
確証はなかった。
でもやっぱりタロウは怒ってなんかいなかったんだ。
長い間誤解をしていてごめんなさい。

お散歩に行ってる間に
豆川さんとシーナさんにご飯をもらったネコ達は
満腹さんになっていた。

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「アナタに用はありません」なネコ達。ですよね…


20軒目、蔵らのいた丘。
除染作業の昼休みを狙って。
ご飯の用意をしていたら車が一台あがってきた。
「ネコにご飯をあげてました。すぐに帰ります」
ってことで慌てて作業を終えてアプローチを降りる。
途中で作業員を乗せたマイクロバスとすれ違った。(12:40頃)
ギリギリセーフの給餌活動であった。
三毛ちゃんともう一匹いるらしい蔵らのいた丘。
除染作業が終わった日暮れに食べて来てくれますように…。


ここまでが前半戦。
役場のロビーをお借りして昼ご飯。
この時点でもう十分やった、やりきった感が。
「つかれたよー」「もう帰りたいよー」
と言うだけ言わせていただいて、
もちろん後半戦も行きますとも!

おまけ
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豆川さんの車の色とコーディネイトした
ファッションのシーナさん。さすがデザイナー



[つづく]
posted by inukaki at 19:24| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月29日

5月22日飯舘村の帰りに、福猫舎へ。

22日、飯舘村を後にして向かった先は福猫舎

被災した猫たちのためのハウス型シェルター。

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見上げた先にはみにゃさんの冷たい視線が♡
帰れビーム? いや、来るなビームかしら?


こちらには、
お歯黒猫のチーズ宅に居ついていた
ヤマパンが保護されている。

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3月に会った時のヤマパン

背中の毛が抜けてモヒカンみたいになってるところを
福猫舎の犬班Aさんに保護されたのだ。

詳細はコチラ

ヤマパンは、いかつい顔をているけれど、
飼い猫のはなちゃんに猫パンチくらっても
抵抗しないほど大人しいオッサン。
甘えたいけど自分から甘えにいけない
ひっこみじあんな甘えん坊の様子が
Izumiさんのブログに書かれてる。
オッサン猫好きにはたまらんタイプ。

そんなヤマパンは
福猫舎で「醍醐」という新しい名前をもらって
ただいま絶賛療養中だ。

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ヤマ……じゃなくて醍醐。顔がかわゆくなってる

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ピンボケだけど甘々なのがよくわかるでしょ?

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治療の為、全身の毛を剃った醍醐はお洋服を着用

こちらの福猫舎さんの猫ズは
ほとんどのみにゃさんが里親募集中だそうです。

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大きな猫が多い福猫舎の中でもひときわ大きいコ

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個性的で美しい三毛猫さん

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背中乗り猫(奥にいるのが醍醐♪)

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惜しみないシャーをいただきました♡

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ブッチャーの額のような毛割れが素敵な白猫さん

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キャリアっこ部屋のコはみなさん悟りをひらいておられる

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猫の神様発見

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この口の中に頭を入れたら幸せになれそう…

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犬班Aさんの車をヒッチハイクした拓くん

拓くんのおハナシはコチラ
やるときはやる男:ヒッチハイカー拓くんは
お顔もかわいいので人気がありそうだな〜。
拓くんの家族も募集中!

もちろん醍醐の家族も募集中。
醍醐はいろいろ治療しなくちゃならないので
まだ募集を開始してないそうだけれど、
今から家族にしちゃえば
お家で治療を一緒に出来るチャンス!
(もちろん犬班Aさんとご相談の上ですけども)
醍醐は決して若くはないけれど、
治療しながら共に歩む濃厚な月日は
きっときっと「時間の長さ」を超越すると思う。

拓くんも醍醐も他のみにゃさんも
ひとりでがんばって生き抜いてきたぶん
これから先はゆっくりと甘々にすごしてほしい。

で、結局ミッションはなんなのかというと、
福猫舎の保護猫、誉ちゃんを
東京の里親候補様へお届けするということ。
先住猫と新猫の相性が良いといいな〜・・・・

ということで
福猫舎篇、おしまい・・・かと思ったら、
誉ちゃん、正式譲渡になったそうです!
新しいお名前は
餡ちゃん

餡ちゃんを保護したのは
福猫舎の犬班Aさん。
その時のおハナシはコチラ
餡ちゃん、おめでとう!!

ちなみに、誉ちゃん改め餡ちゃんのお家の人間は
チーム銀次の屈強手芸部:あやこ隊長(@hikagetei)。
モフドやコケシのずきんを編んでくれたヒト。
あやこ隊長の家には
福猫舎的なデカさのお兄にゃんがいるから
寂しくないね。おしあわせに!!

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※写真撮影:あやこ隊長(勝手に拝借)
posted by inukaki at 18:24| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月25日

5月22日飯舘村、雨降りの一日。その2

11軒目は犬のチーズと猫のチビとロン。
車を止めてもチーズが出て来ない。
なんで? どうかしたの?
と同時にキャンキャンというチーズの悲痛な声が。
あぁまただ....係留ワイヤーが絡まって
身動き出来なくなってるんだ。
前回、リードが絡まないように日比さんが工夫してくださった
柵の横板が折れて、またグルグルまわっちゃったらしい。

わたしはチーズと散歩、
豆川さんとシーナさんはチビとロンの給餌。
そして、12軒目の三本足のお家にも。

チーズの散歩に行ったら道に迷って焦った〜。
行った道と同じ道を戻るのもつまらないだろうから、
なんて考えたのがいけなかった。
だいたいわたしの方向感覚は危ういのだ。
5年以上住んでる家のまわりでも迷子になるぐらいに。
役場のトイレの出口を間違えるぐらいに。

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あなた、アホですか?

結局、来た道を戻って帰った。
豆川さんとシーナさんが用意しておいてくれたご飯を食べて、
ホッと一息のチーズ。

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めしめしウマウマ

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ごちそうさま♡

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黒猫ズのおふたりもご機嫌さん

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いや〜ん、チビ、そんな水を飲まないで〜!

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飲んでないよー、出してるんだよー

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にゃんちゃってー


13軒目は親子猫の東のお宅。
猫の姿は無し。
いつもの場所にご飯を。

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14軒目は親子猫の西のお宅。
ここで初めて「帰れビーム」を浴びることに!
感激!!!!

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興奮のあまり、すべてピンボケ

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「飯だけ置いて早く帰れ」ビームを
間近で浴びる豆川さん。羨ましい!


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通称「JAFの窓」のマロちゃん


15軒目は犬のタロウと猫たくさん。
わたしがタロウ給餌してる間に
豆川さんとシーナさんは猫給餌。
納屋の中をのぞいたら
まぁ、ホントに猫がたくさん!!!

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すみません、ピントが……

ここ最近、チーム銀次の男性と
お散歩に行けるようになったタロウ。
そのせいか少し優しくなったかな?
前回は、慌ててご飯の器を置いてたけれど、
今回は「まて」をしてから
ゆっくりと落ち着いてお皿を置くことができた。
おやつも、放り投げてキャッチの方法でなくて
手から食べさせても大丈夫な気がしたのでやってみた。
おすわり、待て、よし、でおやつを食べるタロウ。
賢い。
手に歯があたっちゃうけども、噛む気はない。
おやつあげつつ、撫でることもできた。

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豆川さんにおやつを遠くに放ってもらってる間に
器を片付けようと思ったけれど、
そんなことしなくても、ふつうに取ることが出来た。
ありがとう、タロウ。

お散歩もいけそうな気もするんだけど、
せっかく「噛む犬」の汚名を返上しつつあるところで
わたしが噛まれたらタロウに悪いしなぁ・・・。

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ぽんちゃんは今日もイカ耳


16軒目は猫王国。
ネットが張りめぐらされて
野生動物が入らないように
細かい工夫が随所にしてある餌場。
お会いしたかった猫のジジババは
後ろ姿をちらりと見たのみ。
ご飯を置いて去る。

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猫の餌場でヤンキー座りのシーナさん


17軒目は猫王国近くのかわいい三毛のいるお宅。
見守り隊のおじさんがふたり居たので
プリントアウトした紙をもって
「この住所のお宅の猫に給餌しに来たのですが、
ここのお宅で間違いないですか?」と聞いたまではよかったが、
その後のおじさんの返事はほぼ100%理解不能で
頭が真っ白に・・・・・。

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あたすがかわいい三毛です

そこで大活躍したのが、
福島弁の通訳が出来るシーナさん。
あぁシーナさんが居てくれてよかった。泣。

「村の人と会話してても60%ぐらいしか理解できないです」
と上村さんが言っていた。
「お母さんの話、半分以上わからなかった」
とあやこ隊長が言っていた。
おおげさに言ってるのかと思ってたけど、
本当だったんだ・・・。

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ふくすまべんをなめんなよ

なんだかわからないけれど、
「今、◯子がくっから」と言うおじさん。
◯子ってだれ? なぜ来るの? 
わけがわからないまま◯子さんの到着を待った。

◯子さんは猫事情に詳しい見守り隊のかた、だったみたいで。
猫王国とかわいい三毛宅のことを教えていただいた。

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あたすについてらっしゃい

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ここがダイニングルームよ

猫王国は震災前は20匹ぐらい猫がいたんだそうだ。
震災後はみんなどこかへ行ってしまって
今は5〜6匹と言っていたけれど、
きっとそれも定かではないのだろう。
もしかしたら今はジジババしか居ないのかもしれない。

村のみなさんのお話は
「震災前は…」「震災後は…」とふたつに線引きされている。
東京で暮らしていると、
時々思い出して「震災のときは…」と言うことはあるけれど、
前と後ではたいして違いがない。
でもここには、はっきりと前と後がある。

予定ではあと一軒、
うたちゃんのところに寄るつもりだったけれど、
今日は帰りに大切なミッションが待っていて、
時間が押しているのだった。
うたちゃんごめんなさい、と心の中で謝って、
次のミッション先へ車を走らせた。

−−−−
今回も『Call My Name』にお持ちよりいただいた
仁義フードを使わせていただきました。
いつもは、まとめ買いをして経費を節約する必要があるので、
どうしても同じフードばかりになってしまうのだけど、
みなさまが持ち寄ってくださったフードは
いろんな味の美味しそうなものばかりで、
あげるのも楽しかったです。
猫達も、あっちのお皿こっちのお皿と食べ歩き
いつもより楽しそうにみえました。
また、リードのご寄付もありがとうございました。
このリードを使って、飯舘村のすべての犬と散歩へ行きたい!
というのがわたしの目標です。

給餌レポートは以上です。
飯舘村を後にして向かった
「大切なミッション」のことはまた後で。
posted by inukaki at 20:54| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月22日飯舘村、雨降りの一日。その1

5月22日になったばかりの12時にエフ前集合。
『Call My Name』に寄せられた
みなさまからの仁義飯をモリモリギュウギュウに積み込んで
飯舘村へ出発。
今回も、まだ新車の匂いがする車を出してくれた豆川さんと、
福島弁通訳のシーナさんと。

道中は雨。
でも着いたら晴れてくれるんじゃないかな〜…
という何の根拠もない予想はあっさり外れ、
シトシト雨降りの中の給餌となった。

1軒目はミミ太のお家。
三人で「ミミ太〜!」としつこいぐらい呼んでも姿無く。
GWに行ったまどかちゃん情報によると
外置きのドライに烏がむらがって
お家の人が怖いとおっしゃっていたそうで。
そうすると、むやみにドライを置いてもいけないし…
姿が無いからウエットを置いてもいきずらい…
どうしよう、どうしよう、と話し合っていたら
どこからか「にゃぁぁぁぁ〜ん」の声。
前回も思ったけど、
一匹の猫の姿、猫の鳴き声で、
一瞬にして元気がでるから不思議。
「居てくれた」というそのことに力が湧くのだ。

屋根代わりのブルーシートの上を
鳴きながら歩き回るも、降りては来ない。
じゃあ上のほうにご飯を置こう、そうしよう、
とシーナさんが踏み台を探してきて、さぁ上へ…
と思ったら、いつのまにかミミ太が足元に。

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や〜ん、かわいい〜!!!!

ものすごく人懐っこいコで
三人にくまなくスリスリウネウネニャアニャア。

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なつっこいコはプリケツ写真ばかりになってしまう

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豆川さんに押さえてもらってやっと撮れた一枚

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恐がりの三毛ちゃんには、屋根裏へ給餌

一軒目にして写真撮りまくり、テンション上がりまくり。


2軒目はフサとトラの家。
姿は無し。
ボックスにドライだけ置いて。


3軒目はココちゃんのお家。
姿は無し。
給餌小屋の中のドライとお水は新しかったので
ウェットだけ置いて。


4軒目はみーちゃん。
みんなで呼んでいたら、母屋から登場。

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みーちゃん、どぉーん!

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みーちゃんもなつっこいコなので
もれなくプリケツ写真


ちょっと痩せたかも…
下半身の毛が抜けてハゲハゲだね…
全然声をださないね…
ご飯も食べないんだね…
と心配なことがいっぱいのみーちゃん。

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シーナさんが手に乗せてお給仕。少し食べてくれた

豆川さんが車を出すあいだ、
シーナさんとふたりでみーちゃんのそばにいた。
さて、じゃあ行こうかね、と思ったら、
みーちゃんが静かにわたしの膝にのぼってきた。
大人しく膝の上で丸くなるみーちゃん。
「どうしよう、降ろせないよ・・・」
小さなみーちゃんの体を撫でる。
無理矢理降ろすこともしのびなく、
しばらくそのまま過ごしたけれど、
でも本当にもう行かないと、
次のお家にも待ってるコがいるし……。
シーナさんが泣きながらみーちゃんを抱き上げて、
母屋の入り口まで連れていってくれた。
みーちゃんはあきらめたように、その場で見送ってくれた。
二軒目にして切なさMAX。

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みーちゃん、ごめんね

GWに出動したうに銀号のあやこ隊長が
みーちゃんのお家のかたとお話したそうだ。
そのブログを帰宅してから読んで、
辛くてたまらなくなった。

日陰亭

「いつも帰る時には追って来て切ない」
「帰宅中はおじいさんの腕にしがみついて寝る」

こんなに人恋しい思いをさせちゃダメだ。
絶対にダメだ。


5軒目は犬3匹と猫各種のお家。
メソメソしてる暇はなく、
やることいっぱいのこの現場。

猫係を豆川さんにお任せして、
シーナさんと犬散歩へ。
まずは木と林。
シーナさんと木、わたしとハータン(林)。
ふたりとも上手に歩いて楽しく散歩。
(ごめん、まったく写真を撮らなかった)

つづいて森くん。
GWのまどかちゃんのブログを見て
「あれ?森くん、老けた?」と思った。
2日前に行ったIzumiさんも「森くんの色が薄くなった気がする」と。
具合が悪いんじゃないだろうか?とちょっと心配してたのだけど、
雨に濡れていたせいか体毛はしっかりと濃い茶色、
やはり濡れてるせいで毛艶は不明。
散歩嫌いと聞いていた森くんだけど、
今日はそうでもなかった気がする。
ンコがやわらかすぎだったのが
ちょっと気になるところ。

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お散歩たのしーね!!

散歩の間、シーナさんがご飯と水の用意を。
更に、森くんのンコ掃除にくわえ、
小屋の中までウェットティッシュで拭いてくれて
ピカピカになっていた!

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ンマンマ。真剣な目の森くん

さて、ネコ達にもご挨拶してくるかな〜。
このお家の主的存在チーズのチーちゃん。

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なによ

チーちゃんのお歯黒(下口の黒い模様)が
濃くなってる、とIzumiさんがいってたのですが…

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?!

どうかなー
濃いかなー

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・・・

なんて言ってチーちゃんの写真ばかり撮ってたら
麦がグイっと割り込んできた。

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ゴラァ〜、ワシも撫でんかい〜!
(とは言ってません)

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あら?このかたはお初かな?
地味に個性的な前髪


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黒猫ズの一匹。随分慣れてきた

えっと、それで、はなちゃんは???
わたしが愛してやまない飯舘村の白木ことはなちゃんが居ない。

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前々回お会いしたときのはなちゃん

この前は帰り際に遠〜くからチラ見することだけを
許してくださった孤高の猫はなちゃん。
今日はとうとう最後までお姿を拝見できませんでした。
悲しい・・・・。


6軒目はメェメェ(トラ)とマァマァ(よし子)。
マァマァ(よし子)は先日介せんの治療をしたとのこと。
呼んでも姿なく、
仕方ないので縁の下から器を取り出して
給餌の準備をしていたら
マァマァ登場!

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皮膚の感じは改善されてる模様

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いろんな場所からいろんなお皿のご飯を堪能

食欲はあるみたいでちょっと安心。
メェメェはいくらよんでも出て来ないんだなぁ…
と思ってるところへお家のお兄さんがご帰宅。
そのとたん、メェメェ登場!

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おまたせ

メェメェはものすごくなつっこくいコで
わたしたちのような見知らぬボラにも
愛想よくスリスリゴロンゴロンしてくれるコだけど、
所詮は知らない人なのだ。

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これは一種のサービスよ

ほんと、家族の力ってすごいと思う。

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あたりまえじゃないの

その後、お兄さんと一緒に嬉しそうに
お家の中へ入っていったメェメェ(トラ)。
ちょっと灼けちゃうけど、それでいいのだ。
いや、よくない。
だって本当は毎日好きな時に
お家に入れてもらえてたはずなのに、
今は数日に一度、数時間一緒に居られるだけなんだから。

ごめんね、ネコ達。


7軒目はチャッピー。
わたしは散歩。
その間に豆川さんと椎名さんが
チャッピーの小屋まわりをピカピカにして
ご飯とお水を用意してくれた。

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ごめん、写真これだけだった…


前回おやつをあげた
虎毛のかわゆい秋田犬のところへ寄ろうと思ったら
お家のかたが帰宅中だったのでそのままスルー。
うぅ。触りたかったよぅ。

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このコです♡


8軒目はゴンのいた納屋。
わたしはここでネコの姿を見たことがない。
いつもと同じようにご飯だけ置いて帰る。
どうかこのご飯をネコが食べてくれますように…。

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ここで、てんてんてんこさんと待ち合わせして
Call My Nameに寄せられた仁義飯をお渡しする。
てんこさんに、まだ行ったことがないお家の
犬のお話など、あれこれ教えていただいた。

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降り続く雨


9軒目はクラクションネコの家。
どうやらお家のかたが帰ってきてる様子。
確かめようとお庭に入ったら、
お家からお父さんが出て来て下さった。
ネコのたまちゃんも一緒。

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お父さんからご飯をもらって
ご機嫌さんにゴロンゴロン


たまちゃんはネズミ穫りが得意なんだそうだ。
他のネコ達はたまちゃんが穫って来るネズミを
楽しみに(?)待っているほどだとか。

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家のまわりは夏頃から除染が始まるとのこと。
家の裏の立派な木も全部切られという。
「あー、それは残念、もったいないですね」
みたいなことをわたしが言ったら
「放射能がついてると思うと怖いから、
切ってもらったほうがいいんだ」
とお父さん。
そうかーそうだよなー…とそんなあたりまえのことに
改めてハッとさせられた。

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せっかくの緑豊かな風景を
全部刈り取って平にしていく除染作業は
自然破壊してるみたいでもったいなことよのー
なんて思っていたけれど
実際そこに住む人達にとっては
そんなことを言ってる場合ではなく
まさに今そこにある脅威なのだ。
そうなんだ。あたりまえだ。
そんなことに気づかないなんて・・・。
とても優しいお父さんでたくさんお話してくださった。

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10軒目は蔵らのいた丘。
今日も猫の姿は無し。
ドライとウェットを置いて。

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ほっトイレの駐車場でお昼ご飯を食べて
後半戦へ。

[つづく]
posted by inukaki at 20:34| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月25日

4月23日飯舘村、桜満開。その2

午後の一番は
噛む犬タロウと猫たくさんのとこ。
「猫たくさん」と言うけれど
前回はあまり姿を見られなかった。
でも今回は人懐っこいコが何匹が登場。
わ〜!かわいい〜!!
なんて言って写真を撮りまくってたせいで
タロウの写真を一枚もとってなかった・・・すまぬ。
でもさ、ひとりでご飯あげられたし、
タロウとは少し通じ合えた気がする。
・・・いや、気のせいか、気のせいね。
実際噛まれたヒトもいるのだから、
安易にタロウのテリトリーに入ることはしないけど、
それほど攻撃性のあるコだとは思えないんだよな〜。
む〜。気になるなぁ、タロウ。

で、猫いっぱいのネコ達。

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イカ耳でご飯モグモグのポンちゃん

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あれ?今日はイカ耳デーなの?

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お留守番スイッチ押し放題の茶トラ。

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目の下にダニが……

前回も今回もダニ付きのコが何匹もいた。
次回からフロントラインを持って行ったほうがいいなぁ。

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給水中の三毛にゃん

ここに給水機があることをみんな知っていて
お水を補給したら
次々に飲みに来ていた。
えらいなー。
他にも人懐っこくない組のコがワラワラいたけど、
写真撮れなかった。



15軒目と16軒目の親子猫の家は
どちらも姿無し。
そろそろ暑くなってきたし
腐らないうちに食べてねー。
ついこの前までは「凍らないうちに食べてねー」だったのに。
人が居ない場所では
ご飯をあげるというたったそれだけのことでも
問題がいっぱいなんだ。



17軒目に
秋田犬とビーグルのいるお家へ。
こちらは挨拶とおやつだけの訪問。

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虎毛の秋田犬。悶絶かわいい〜!

実は前々回、このコを見つけてはいたのだ。
かわいい、撫でたい、と思ったけれど、
無闇にどの家へも行っていいわけではないので、
遠くから指をくわえて眺めるだけだった。
はぁ〜、うれしぃな〜。

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はぁ〜、かわいい〜(シツコイ)

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ビーグルさんも個性的なかわいいコだった



18軒目はゴンのいた納屋。
猫の姿は無く、置き餌のみ。
ゴンはシェルターへ言ったと聞いてるんだけど、
元気にしてるかなぁ。



19軒目はクラクションを鳴らすと猫が集合する家。
楽しみにしてんだけど、
集合してくれなかっただよ・・・。
サビちゃんが一匹だけ、
家の影から様子をうかがっておりました。

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ココにいます



20軒目は蔵らのいた丘。
蔵らは保護されてIzumiさんの家に居るけれど、
もう一匹、蔵らと親子のように暮らしていた
三毛ちゃんがいるはずなのだ。
先々週、銀銀号のみなさんが
餌置き場の小屋の修繕してくれたから
烏被害は逃れてる様子。
でもイノシシとかキツネとかタヌキとか
たくさんの野生動物が来る場所。
三毛ちゃん、ひとりでがんばってるのかな。
それともどこかへ移動してるかな。



21軒目からは初めて行く地区。
この家でいいのかな〜、
猫、いないね〜、
なんて言ってたら、
どこからか「にゃぁ〜」の声。
そしてワラワラと猫達が。

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顔を見れたのは5匹ぐらいだったかな。



22軒目は親子犬のところ。

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白いお母さん
噛むという情報があったので
スキンシップは無しでご飯だけ。

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ビビリノ黒い息子。一軒家にお住まい!



23軒目は猫の姿無しで
ドライだけを玄関前へ置いて。
全部の給餌が終わって、
このお家の前を通ったら、
キジトラのコがドライを食べてた。
姿が見られてよかった。



24軒目は倒壊した蔵のある家。
立派なフード小屋が作られていた。
ここも最初は、「猫、いないねー」と言ってたけれど、
どこからか「にゃー」の声。
いました、いました。
下膨れのかわゆいコが。

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すばらしい下膨れ!

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下膨れにズームイン!

写真は撮れなかったけれど
三毛と黒も見た。

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このコは離れたところでずっと鳴いてた

先にご飯を食べてる茶トラとかが怖いのかなー。
ご飯小屋へ入らずに
でもご飯は食べたいそぶりだった。
ご飯、いっぱい置いてあるから
後で食べるんだよ。



25軒目は親子猫のお家。

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こちらがお母さんかな?

最初の一匹が
2皿両方のご飯に口をつけて
お腹いっぱいになってから退散。
そのあと、もう一匹が現れて、
残りのご飯を食べて去っていった。

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恐がりだったので遠くから

立派なドライフード置き場もあったので、
そちらでも食べておくれよ。


以上で本日の訪問は終わり〜。


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今回は除染作業をしてる地域もまわった。
つみあげられた黒いビニール袋。
除染って意味があるのかな…と思ってしまった。
A地区を除染して、
B地区を除染して、
C地区を除染してるあいだに、
またA地区の数値が元に戻ってる、
ということはないのだろうか?
農家を営んでるお家も多いであろうことの地域で、
除染後、農業を続けられるのだろうか?
家に戻れたとしても、
仕事がなかったらどうしたらいいんだろう?
住める数値に戻したんだから
その後引っ越すのは貴方の勝手です、
って言われるんだろうか?

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そのとき、犬たちネコたちはどうなるんだろうか?

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ここに来たあとは
たくさんの「?」が心をうめる。
悲しい夢を見て、泣いて目が覚める日が続く。
でも犬猫達は夢じゃなくてリアルに
その「?」だらけの世界に行きているんだ。


今回も銀次親分の仁義箱より
犬猫フードを購入させていただきました。
ありがとうございました。


そして、現在、ギャラリーエフ浅草で

上村雄高写真展『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』

開催されています。
上村さんのコメントはコチラに。

タイトルは『Call My Name』。
「わたしの名前を呼んで」。

チビ!
まめ!
チーズ!
しろ!
むぎ!
はな!

「たくさんの犬猫たち」じゃなくて、
そのコの名前を呼んでみる。

ナナ!
タロウ!
いちご!
ゴン太!
クー!
ピーちゃん!

この写真展を一度見にいらした人が、
もう一度見にこようと思う時、
その時はきっと
「飯舘村のたくさんの気の毒な犬猫達の写真展へ行かねば」
ではなくて、
「飯舘村のあのコにもう一度会いに行こう」
と思うのではないでしょうか。
最初に持っていった猫缶と、
「あのコ」の顔を思い浮かべながら買った猫缶は
少し違うんじゃないでしょうか。

Call My Name

たぶん、そういうことだと思います。
ぜひ。
posted by inukaki at 00:00| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月24日

4月24日飯舘村、桜満開。その1

23日の深夜、チーム銀次オレ銀号出発。
今回も豆川さんのオレンジの新車で。
そしてもうひとりは、初参加のシーナさん。
忙しいなか、予定ルートの犬猫達のことを
予習してこられた勉強家。

今回は南から北へ登るルートを。
前回と前々回、
山木屋へたどり着く頃には日も暮れて、
身も心もヨレヨレで、ろくな写真が取れなかったけれど、
今回は明るい朝日の中で撮影。
と言ってもたいした写真ではないけど・・・。
ということで、
1軒目は山木屋。
日比さんブログを見て心配だった三毛ちゃん。
目のまわりのグチャグチャは
思ったほどひどくはなかったけれど、
やはりグっと痩せてるように思う。

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食欲はあるようだった。

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木陰のサビコさん。

あともう一匹(キジシロかなぁ)目撃で計3匹。



2軒目はGS横。
わたしは初めて会う白ちゃん。
日比さんのブログで拝見する限り、
もう長いことボロボロヨレヨレのコで
この冬を乗り切るのは難しいのでは…とさえ思っていた。
食事はずっとカロリーエース。
今回も2缶飲み干した。
がんばれ、というだけで申し訳ないけども、
それしか言えない。ごめん。

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本来はホワホワの可愛いコだと思う

今回はこの1匹のみ。



3軒目は、このおかたのお家。

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クルッポ〜!

お天気良くてご機嫌なご様子。
外に出て来てゴロンゴロン。

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クルッポ撮影会、を後ろから撮影。

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車止めクルッポ。

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シーナさんに抱かれるクルッポ。
顔の大きさがだいた同じなり。

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「行列の出来ないシーナマッサージ店」。

今回はクルッポのみで、
すみだの姿が見えなかったのが心配。



4軒目は犬のチビ〜!

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相変わらずかわゆ〜い。

アプローチの手前で車を止めてもらい、
わたし一人が徒歩でチビの家へ。
この方法だとまったく問題なく
スムーズにお散歩へ行けることが判明。

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日本の犬、な感じ。

わたしがチビの散歩に行ってる間に、
豆川さんとシーナさんで
5軒目のまめちゃんのところ。
まめちゃんといえば、
今、ギャラリーエフ浅草で開催されている
上村雄高写真展『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』
イメージキャラクター(?)でもある。
まさに展覧会の顔。
シーナさんにチビのリード持ちを変わってもらって
会いに行ったけど、まめちゃんの姿は見られず、
代わりに、初めてみる黒猫(あるいは黒っぽい猫)に遭遇。


同じく、チビ散歩中に
豆川さんとシーナさんが
6軒目のムクと三毛を訪問。
今日はふたりとも姿無しだったそうで、
初参加のシーナさん、残念〜。
巨大猫(10kg)の飼育経験があるシーナさんがムクをみて
「や〜ん、ちっちゃ〜いハート(トランプ)」と言うところを見たかったのだけど。



7軒目は、2月の訪問以来の「黒たぬ茶たぬ」の家。
現在、黒たぬ茶たぬはいないので、
今は「白たぬの家」ではあるのだけど。
情報にはなかったキジシロのコが登場。
白たぬとすごく仲良しのご様子。

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顔つきも顔の大きさもそっくり。

白たぬは、前に見た時も目のまわりがグチャグチャしてたけど、
今もって全然良くならない。
仲良しゆえなのか、キジシロも鼻水が……。

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ズルル。

他に仔猫の三毛一匹を目撃。

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「わさびの花」だとシーナさんが教えてくれた。
初めて見たのか、
目にしても気にしてなかっただけなのか。
そういうものってたくさんある。
知ったあとは、ちゃんと目と心が認識するようになる。
わさびってあちこちに咲いてたんだ、とかね。
飯舘村のことや、原発のことも、
規模は違うけど同じなんだろう。
「知ること」はとても大切。



通り道なので寄りましょう〜、ということで
8軒目はピーちゃんことピッコロちゃんの家。
トコトコ走り出てきてお出迎えしてくれるピーちゃん。

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貴婦人のポーズ。



9軒目は小春の家。
餌場はあらされてる様子で
ドライはからっぽ。
完全に猫以外の動物の仕業だ。
それでも、猫が居る可能性が少しでも
あるならばと、ドライを置く。
帰ろうとしたところで、
納屋の藁の中からキジトラの仔猫が!

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「見つかった!」(見つけた!)

もしかしたら猫は居なくなってしまったのか…と
少し暗い気持ちになっていたので
仔猫の姿にテンションがあがる。
さっそくウェットを用意して
納屋の前に置いた。
帰り際、車の中からご飯を食べる姿が見られた。
がんばれ、仔猫!
また来るから!
…としか言えなくてごめん。



10軒目は、犬のタロウとムサシの民宿。
車が停車してもびくりとも動かずに
暑そうな日向でのびているムサシの姿に不安がよぎる。
病気なのはタロウのはずだったけど……。
そっと近づいて、「ムサシ???」と呼んでみたら
むっくりと起き上がった。
寝ていた(熟睡していた)だけだったのかよ。
びっくりした〜。
それにしても、日陰は小屋の中しかないので
これから暑くなるし、大丈夫かなぁ。心配

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ムサシとお散歩

この辺はただいま除染真っ最中。

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黒いゴミ袋と什器と桜。

作業員達はみな、マスクとか眼鏡とかしてる中、
タロウとムサシはそのままの姿で生活してる。
どこもみんなそうだけどさ。。。

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病気(乳がんと聞いてる)のタロウも
のっそりと小屋から出て来て
ご飯をモリモリ食べてくれた。
タロウが穏やかな時間をすごせますように…。



10軒目は、うたちゃぁ〜ん!!

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「はぁ〜い」


上村雄高写真展『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』

で販売したチャリティートートバッグ(完売)の
モデルになっていただいたうたちゃん。
モデルのお礼に
今回もローカロリーフードを持参しました。
が!
「イマイチね…」と言われました。
がっくり。

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豆川さんにふりかけをかけてもらってやっと食べてくれた

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ごきげんなうたちゃん

そんなうたちゃんの家の裏手は
除染作業真っ最中で、
お家の玄関前は作業トラックが
何台もとめられていた。
放射能汚染も心配だけど、車も心配。
小さなひとなつっこい猫がいることを
作業員のみなさんは気にかけてくださるだろうか。
心配でたまらない。
車には気をつけてね、うたちゃん。

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おみおくりされると、それはそれで辛い。



11軒目は、
犬チーズと猫チビとロンの家。
チーズと長めのお散歩に行く。
その間に、豆川さんとシーナさんに
からまって短くなった係留ワイヤーを直してもらった。
※この後、日比さんがぐるぐる巻にならないように
大工仕事をしてくれました

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「お散歩たのしかったー!」

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記念撮影ハート(トランプ)

そして、こちらのおかた。

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後光がさしてありがたい趣のチビ

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かと思いきや、きゃ〜〜! でたぁ〜!妖怪〜!!

チビはすごいやきもちやきのようで、
三人でチーズと遊んでいたら、チーズに猫パンチ!
チーズは右目の横から流血。
チーズのテンション、急降下。。。
まったくもう・・・。

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「・・・」

でもこれはわたしたちが悪かったんだよな。
みんなでチーズのほうに
いっちゃったから寂しかったんだよね。
わるかったよ、チビ。

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可愛くて面白くて、
チビのこと、みんなだぁ〜い好きなんだよ
だから怒らないでよー

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頭皮マッサージでクールダウン

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今日はロンちゃんにも会えた
肉球見せてくれてありがと



わたしがチーズの散歩に行ってるあいだに
豆川さんとシーナさんは13軒目の三本足のお家へ。
お父さんがいらしたそうで。
福島弁の通訳としてシーナさん(福島出身)大活躍。
青銀情報では、猫の名前は「マーガリン」だったのだけど、
正しくは「マガリ」(曲がり=シッポが曲がってるから)
だそうです。通訳ありがとうございます、シーナさん。
ということで、この家の猫の名前は
マガリとフサだそうです。

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大雷神社の桜並木

ここに車をとめて車中飯してる時に
日比さんご夫婦と。
23日の日比さんブログ
チーズの係留ワイヤーのことをご報告したり、
午後に行くルートのことや、給餌のしかたなどを教わったり。
日比さんにお会いするとパッと心が明るくなる。
よし、第二部もがんばろー!

つづく






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2014年04月21日

『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』コケシの販売について

ギャラリーエフ 浅草 で
上村雄高写真展『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』が
4月23日(水)から始まります。→詳細 

会期は4月23日(水)〜5月26日(月)迄
12時〜19時(最終日は17時まで)
火曜定休
入場無料/犬か猫のフードを1品お持ちください※
※フードについて→コチラ 

先にブログでお知らせした
チャリティーうちわとバッグ以外に
コケシ作品の展示と販売をします。
(こちらはチャリティーではありません)

飯舘村にも咲いていそうな野の花を選んでみました。
(※画像をクリックすると大きな画像が見られます)

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左から、
彼岸花、エゾアジサイ、ヤマユリ、レンギョウ、ノイバラ
(※販売は、彼岸花以外の4点となります。ご了承ください)

販売価格:18,000円(税込)

お支払いは、現金前払いのみです。
展示作品ですので、
作品のお引き渡しは、会期終了後になります。
エフ店頭でのお引き渡しか、
宅配便での郵送(着払い)となります。

この『植物コケシ』以外に、
飯舘村で亡くなった犬猫のコケシも作りました。
どの犬も、どの猫も、
人の居ない場所で
こんなふうに寂しく死んではいけない。
だから、せめてコケシの中だけでも
暖かく優しく穏やかに過ごしてほしい。
そう思いながら描きました。
これらの犬猫コケシは販売はいたしませんが、
ぜひ会場で見ていただきたいコケシです。

ご来場お待ちしております。

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2014年04月20日

『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』チャリティーグッズ販売について

ギャラリーエフ 浅草 で
上村雄高写真展
『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』が
4月23日(水)から始まります →詳細 

会期は4月23日(水)〜5月26日(月)迄
12時〜19時(最終日は17時まで)
火曜定休
(4月29日(火)はギャラリーとカフェのみ営業→12時〜19時/ラストオーダー18時)
入場無料/犬か猫のフードを1品お持ちください※
※フードについて→コチラ 

===
東京で暮らしていると
“あの震災”は「3年前のこと」と思いがちだけれど、
“あの震災”が3年間ずっと続いてる場所があります。
そこで生きる犬たち猫たちがいます。

そのことをたくさんのかたに知ってもらいたくて、
わたしもほんのり『Call My Name』に参加させてもらいます。

まずひとつめは、
チャリティー手描きうちわの販売。
飯舘村のあのコやこのコを描きました。
(画像をクリックすると大きなサイズで見られます)
→完売しました。ありがとうございました!

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合計で17枚。

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もう片面は、蔵の守り猫である銀次親分。
(一点だけ白木が…“飯舘村の白木ことはなちゃん”の裏面です)

ふたつめは、
チャリティー手描きトートバッグの販売。
→完売しました。ありがとうございました!

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トートバッグ、ミニバッグとも、
ささやかなオマケ付きです。

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シールとハガキのセット(自宅プリンターで出力したモノ)


ちなみに、
どうでもいいことですが、
うちわとバッグの絵は、わたしが描きました。
でもこれらはわたしの「作品」ではありません。
なので、作品に付けるサインは付いてません。
(↑まさにどうでもいいことですが)

「あのコのウチワが欲しい!」
「このバッグに描かれてるコのファンなの!」
そんなふうに、
応援グッズみたいな感じでご購入いただいて、
どんどん使っていただけたら嬉しいです。


上村雄高さんのブログにこんな文が載っています。

「原発事故の影響で人が住めなくなった飯舘村には、
およそ200匹の犬とおよそ400匹の猫が取り残され、
飼い主の帰りを待ち続けています」
ニュースでは数字に置き換えられてしまう犬や猫たち、
しかし村で暮らす犬猫も、
かつて飼い主に名前を呼ばれ幸せに暮らしていました。
彼らにもあなたやわたしの家の犬猫と同じように名前があります。
あなたやわたしの家の犬猫と何も違わない喜怒哀楽を持つ愛おしい存在です。
 以上、猫撮る(上村雄高ブログ)より

「原発事故の影響で人が住めなくなった飯舘村には、
およそ200匹の犬とおよそ400匹の猫が取り残され、
飼い主の帰りを待ち続けています」
そう言われてもピンと来ないかもしれません。
「たくさんの可哀想な犬猫達」と思うだけかもしれません。

でもその中に自分ちのコがいたら?

それは、ちっともあり得ないことではないと思います。
地震が珍しくないこの国に、
こんなに沢山の原発がある限り。

「たくさんの可哀想な犬猫達」がいること、
まずはそのことを知ることから始まって、
もう一歩先へ進んで、
一匹一匹の顔を見て欲しい。
そしてそのコ達の名前を呼んで欲しい。
そんな気持ちを込めて作ったグッズです。

ご購入してくださったかたが、
誰かのブログの中に、
うちわやバッグに描かれたコを発見して、
「あ!ウチのコ!!」と思ってくれたらいいなと思います。
「およそ200匹の犬とおよそ400匹の猫」ではなく、
一匹一匹が、
唯一無二の愛おしい存在であると感じていただけたら。

どうぞ宜しくお願い致します。
posted by inukaki at 18:18| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月11日

4月8日飯舘村、犬まみれ。その2

午後、第一弾。
12軒目はうたちゃんの家。
お父さんとお母さんが帰宅されていたので、
うたちゃんを触りまくるだけの訪問となった。

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ずん

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ずん

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どーん

目の前でごろーんされると、
反射的に「モッフご所望」だと思ってしまう
銀次親分の子分の三人。
でもうたちゃんは、ただゴロンしたいだけで
モッフはされたくないらしく、
モッフすると「やめてよっ!」とばかりに
ケリケリ&ガブガブ。
三人ともうたちゃんにひっかかれてご満悦。
ありがとうございました。

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あ、僭越ながら、
うたちゃんにはローカロリーフードを
進呈させていただきました。
これ以上太らないようにがんばろうね。


13軒目は、くつわ掛の猫三匹のお宅。
出て来たのは、なつっこいと言われてる黒猫のみ。
普通サイズの8割ぐらいのコンパクトさ。
「都会サイズだね」と。
パッと見は黒猫なんだけど、
両耳に少し白ブチが入ってるところがオシャレ。

更に、よく見るとシッポが猫又になりかけてる。
動くので、うまく写真に撮れないんだけど、
わかるかなー。

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もう一カ所枝分かれしそうなところがあり、3又になる予感も

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こんな写真しか撮れなくてゴメンよ


14軒目は、小宮の犬4猫2のところ。
前回はなつっこい2匹だけがお散歩にいけて
シャイな2匹は行けなかった。
けど、今回はなつっこい子を近づけて、
そのすきにリードをつけて、
黒いコも散歩に行けた。

最初、わたしが黒いコのリードを持ったのだけど、
「無理!ぜったい無理!!」と懇願して
屈強なあやこ隊長と交代してもらった。
そしてわたしは小柄なコに。ホッ。
それにしても引きが強かった。
豆川さんが最初に散歩した薄茶のコも強力だったそうで、
途中で転倒していた。うぅ。

三匹でお散歩して帰ってきたら、
残された一番大きくて一番シャイなコが
小屋から出てきてたので、
やはりなつっこいコを近づけてる隙に
リードをつけかえる。
先ほどの転倒で手に怪我をしてる豆川さんが
そのままリードを持ってGO!
わたしの連れの小柄なコも
ご相伴にあずかって、もう一度Go!
やったね。

帰って来たら、
前回はシャイだった黒いコが
こんなにいいお顔でニコニコしてた。

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性格変わった?!

その後、犬小屋まわりのンコ掃除をして、
ご飯をあげる頃になったら
なぜかみんなよそよそしく冷たい態度に…。
あんなに仲良かったのにー!!
しょんぼり……。
気づいたら、写真を全然撮ってなかったよ・・・。

猫は、ちらりと一匹目撃したそうで、それだけ。
(本当は二匹いるはず)

激しい肉体労働の後はやっぱりこれ。
うたちゃんのお父さんにいただいた
リポビタンD☆

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ファイト、一発!!(あやこ隊長&豆川さん)


15軒目は小宮のゴン太。
前回は警戒されまくって、
まったくお散歩に行ける雰囲気じゃなかったけど、
あやこ隊長のネゴシエーション力で
警戒をといてくれた様子のゴン太。

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「おやつはもらっとく」

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「ちょ、ちょっとなら撫でてもいいけど」


16軒目、小春の家に寄る。
猫の姿は無し。
ドライが残ってたので
水だけ取り替えて去る。
小春ちゃん、春がきましたよ。


17軒目は黒柴のチビ。
3人で行ったら警戒しまくりだったけど、
一人だったら全然OKだった。
びっくりさせてゴメンね。

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チビはお散歩上手


18軒目のまめちゃん家に行ってる
あやこ隊長と豆川さんのところへ
チビを連れて。

「まめちゃん、いますか?」
「いるよー!」
とのことで、
あやこ隊長にチビの散歩を変わってもらって、
まめちゃんに初対面!

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会いたかったよ、まめちゃん!

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お留守番スイッチ、ぽちっ?

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まめちゃんのシッポはとても複雑に折れ曲がってる

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まめちゃんと豆川さんの豆豆コンビ

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さよなら言うのはむずかしいね


19軒目のムクの家。

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ムクどーん!

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こんな生首写真でゴメンね。
学生時代、写真の授業で
危うく落第しそうになったもんでね。
写真は下手なのよー。

ここで再び
あやこ隊長からチビをうけとり、
お散歩続行。

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こんなふうに、毎日にお散歩できたらいいのにね。

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はやく普通の毎日が戻ってきますように。


20軒目はクルッポとすみだの家。
水道がなおってて良かった。

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クルッポの写真はいつもブレブレ。
ガツガツ食べたら
さっと去っていく。
必要以上に媚びない男、クルッポ。


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すみだの目の具合は相変わらず。
カロリーエースだけだと食べてくれなかったので、
少し黒缶を混ぜてつぶしてみたら
食べてくれた。
がんばっておくれよ、すみだ。


21軒目は、いろいろ心配なGS横。
猫の姿も声も無し。
ウェットのお皿は、少しだけ残ってたけど、
まぁまぁ食べてくれてるのかなー。
カロリーエースのお皿と黒缶のお皿を置いて。


22軒目も心配な山木屋。
前回、フードボックスには狸が居て、
カリカリ入れはひっくり返されていたところ。
その後、日比さんや福猫舎さんが
高床式フードボックスを設置して下さった。

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これが噂の!!

猫の姿は一匹だけだった。
写真撮れなくてごめん。

道に出たら狸がいた。
子狸か、皮膚病の痩せた狸か。
道の真中をフラフラと逃げていった。
狸も大変だけど、、、。

以上。

今回、三回目にして初めての快晴の飯舘村だった。
犬猫達もご機嫌に見えた。
もちろん、状況が改善されてるわけではないけれど。
暖かくなったらなったで
野生動物の動きが活発になったり、
いつでも問題は山積みだ。


余談だけれど、
わたしが若い頃お世話になったかたが
3月末に亡くなられた。
「あと一週間ぐらい」と聞いて、
急いで会いに行った時は
もう会話できる状態ではなかった。

なにひとつ恩返しをしていないのに。
どうやってありがとうを伝えたらいいんだろう。
冷たくてすべすべしたその人の手を握って泣いた。

その時思い出したのは、
飯舘村の犬猫達に教わったこと。
「なにもできない」と言ってしまったら
それでおわってしまう。
「なにが出来るか」を考えるということ。

きっとあるはずだ、わたしに出来ることが。

一緒に面会にいったIさんが
「桜の開花宣言がでましたよ」と言ったら、
その人の目が輝いた気がした。

そうだ。

桜のコケシを描こう、と思った。
一晩かけて桜のコケシを描いた。
お酒が好きな人だから、夜桜にしよう。
美味しいお酒を飲みながら
夜桜を見上げるその人を思って描いた。

「わたしに出来ること」は、
そんな程度のことだった。
だけど、意味が無いって言って
なにもやらないよりはきっといい。
もしかしたら、夜桜コケシを見て、
1秒ぐらいは痛みを忘れられるかもしれない。

夜桜コケシを届けた次の日に
その人は旅立たれた。

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『雨とやさしい矢』という
坂本美雨さんの歌がある。

 あなたに出会えたから 
 なにも持たなくていい
 なにも持ってないけれど  
 それでもあげたいんだ

今、わたしの中にぴたりとはまる。
「なにも持ってないから なにもあげられない」
ではないんだってこと。
「なにも持ってないけれど それでもあげたい」
という思い。
この思いをギュッと握りしめる。

今回もチーム銀次として
仁義箱よりフード代をいただきました。
全国のチーム銀次のみなさま、ありがとうございます。

今回一緒にまわった豆川さんの飯舘犬猫給餌レポートはコチラ
横浜 豆やん日記 4/8@チーム銀次  
posted by inukaki at 17:59| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする